🌹千葉市稲毛海岸駅近く
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🌹瀧澤淳子です。
🏢久しぶりにピアノコンサートに行ってきました。
サントリーホールにて、
トリフォノフのピアノコンサートです。
なかなか、中身の濃い内容でした。
①最初に、
【ラモー】の、新クラブサン組曲
弱音から始まり、なんと繊細な❗️
手は、ほんとに軽やかで、なんと上品な❗️
②そして、モーツァルトのソナタ
楽しそうに弾かれていました。
③メンデルスゾーンの【厳格なる変奏曲】
ここに、この曲を持ってきたんだ。
と、思わず思いました。
バロック、クラシック、ロマンの順に
曲を並べる時、ロマン派に、何をもってくるか?
なるほどですね。
④そして、最後に
ベートーベンの最大なソナタ
【ハンマーグラビア】なんだ‼️
この曲は、壮大な曲で
楽譜を見ても、なんとページ数の多いこと。
それを、当たり前のように弾いてしまう。
凄すぎます。
あれだけの音楽は、
本当に脱力できてないと、弾ききれないですね。
脱帽です。👏👏👏
そして、
アンコールは、
1曲目は、トリフォノフの自作曲?
とか思うくらい、
自由に楽しそうに弾いていました。
2曲目は、
どっかで聴いたことがあるなあ〜
と、思ったら
「スクリャービン」のソナタだったのです。
私にとっては、
この曲が、1番よかったです。💕
そして
3曲目マンボーによる、「ショパンの主題のよる」
は、さすがここまで
自由に楽しそうあんな難しいアレンジを
いとも容易く弾かれていました。
それを聴いて、
次の日にある、
コンサートも聴きたくなったぐらいでした。
次の日は、
現代曲がずっと並んでいました。
ブログラムにも書いてありましたが、
トリフォノフは、
20世紀ピアノ史を、紐解いていくという
テーマを持って曲を選び考察して、選曲してあるとありました。
なかなか、現代曲は、ついていくのが難しいなとおもっていましたが、
こんなコンサートをやれるのも
トリフォノフだからこそと思います。
私も
ついていかないとだめなのかなと、思ってしまいます。
でも、「ピアニストの音楽的成長を、最も助けるのは、ロマン派と古典派のレパートリー」
と、書いてあったので、改めて「そうか‼️」と、思いました。
やはり、これらが土台になって、現代音楽が成り立っているのかと思うと、ピカソの14歳の時に描いた絵を思い出します。
凄い、写実的で光が綺麗に描かれている絵。これがあっての、ピカソかという感じです。
まだまだ、基礎をやらないと、現代音楽には行けそうにありません。