今週に入ってから徐々に明るみに出てきた米中西部ネブラスカ州の原発事故、

「放射能漏れなどの危険はなかった」とお決まり文句の報道をしているが

事態は想像以上に深刻なのでは?

アメリカ西海岸でプルトニウムが検出され、乳児の死亡率が急上昇しているという問題も、

アメリカ国内の原発事故による放射能漏れの影響と考えるほうが納得がいく。




・アメリカでメルトダウン、住民一万人避難(★阿修羅♪)
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/167.html

・露原子力機関 「大洪水」原発事故はレベル4で米政府は真相を隠蔽?
http://uskeizai.com/article/211004823.html#more

・アメリカ国内の原子力発電所104基中少なくとも27基で放射性物質が地下に漏れている!
http://uskeizai.com/article/211405031.html#more



【津山恵子のアメリカ最新事情】実は綱渡りだった米国の原発運営
ウォール・ストリート・ジャーナル 6月23日(木)7時1分配信

近ごろ、報道やツイッターで日々追っているのは、原子力発電所関連の情報だ。
福島第1原子力発電所の事故後、原発問題は世界規模の関心事となった。
ドイツが2030年までに原発の段階的停止を決定し、続いてイタリアは、
原発再開の取り組みの是非を問う国民投票を実施し、反対票が賛成票を大きく上回った。

 一方、原発問題に関して目立った動きがないのがエネルギー消費大国の米国。
4月13日付の当コラム、「脱原発ではなくエネルギー問題として考えたい」で書いたように、
福島原発事故の直後も、国民、政府ともに無関心、あるいは現状維持という構えだ。

 しかし、福島原発の事故が「対岸の火事」ではないと思うようなことが最近、米国で立て続けに起きている。

 まず6月7日、中西部ネブラスカ州にあるフォートカルフーン原発で、核燃料プールの冷却装置が一時不能に陥る事故があった。
施設内配電室のぼやが原因だが、その後、通常の冷却機能が回復したため、急速な温度上昇などはなかった。
米原子力規制委員会(NRC)は広報資料で「放射能漏れなどの危険はなかった」としている。
同原発は4月9日から燃料交換のため停止している。

 その上、このフォートカルフーン原発の近くを流れるミズーリ川が氾濫(はんらん)し、
6月17日までに同原発一帯が完全に水につかった。
AP通信配信の写真をみると、一面の水の中に、同原発の敷地だけが浮いているようにみえる。

 福島第1原発が地震と津波で受けたダメージで、炉心溶融という深刻な事態にいたった過程を知る人にとっては、当然、フォートカルフーン原発が浸水した際、冷却装置が機能し続けるかどうか、非常に不安なところだ。

 ところが、ミズーリ川の氾濫そのものは、各地の住民避難や、土嚢(どのう)の積み上げなど、CNNテレビなどで連日報道されていたが、フォートカルフーン原発の周辺が水につかったことは、地方新聞やラジオなどしか報じていない。
筆者も、ツイッターでニュースを知り、この程度の原発の危機は「ローカルニュース」に過ぎないのだと痛感した。

 ネブラスカ州はニューヨークからかなり離れた中西部にあるが、ニューヨーク・マンハッタンからわずか55キロの地点にあるインディアンポイント原発のことを考えると、これも「対岸の火事」ではない。同原発はハドソン川に面する河岸に建てられているからだ。

 同原発について取材をした際、原発のハドソン川に対する影響を約20年調査している非営利団体(NPO)「リバーキーパー」の団体職員で弁護士のフィリップ・ミュシガース氏を訪ねた。

 同団体は、福島原発事故が起きるまでは、インディアンポイント原発2基が2013年と15年に迎える稼働免許の更新時に更新を断念させることで、閉鎖を求める活動をしてきた。
しかし、福島の事故直後、「即時停止」を求めるよう方針転換したという。

 ミュシガース氏がインディアンポイントが抱えるリスクの一つとして指摘したのが人災事故。
特に、火災関連の装置に関連する事故だった。

 「1970年代に建設された原発で、老朽化が激しい上に、当然コンピューター化が遅れている。
スイッチを押したり切ったりといった操作で、人為的な単純ミスが大変な事故につながる」

 フォートカルフーン原発のぼや自体も、あってはならないミスによるものであることは間違いなく、ミュシガース氏の証言を合わせて思い出すと、ぞっとする話だ。

 しかしながら、全米各地で原発が「リスク」として抱えている諸問題については表面化せずに終わっている。

 一方、規制側のNRCは福島原発事故を受けて、全米の104原発について、調査を続けており、
7月にも調査報告がまとまるはずだ。また、5月下旬の広報資料によると、1)有事の際、炉心と核燃料プールの冷却を続けることができるかどうか、2)洪水、あるいは(福島原発のような)電源喪失の際の対応がされているか――という点について、稼働中の65基について調査結果を出している。
そして訓練の不徹底などで懸念がある原発について、改善を指導している。

 いずれにせよ、米国は原発利用を続けるだろうが、最近のネブラスカ州の原発事故とミズーリ川の洪水をみても、その運営には大きな不安がつきまとっている。

 7月にも公表される全原発の点検結果が、果たして米国民にどう受け止められるのか、その後の展開がどうなるのか、注目している。

 日本に比べて、「省エネ」に対する関心が極めて薄く、夏の冷房も20度程度に設定されており、
今後猛暑を迎えると、ニューヨークでは局地的な停電が発生するのは必至だ。
こうしたなかで、原発の点検結果が、米市民のエネルギーに対する考え方を変えるきっかけにならないか、と、すでに異様に冷え込み始めた地下鉄の中で考えている。










そして原発トラブルは世界各地で発生していた。




・エジプトの原子炉も爆発を起こしていた!?(2011/06/04)
http://ireport.cnn.com/docs/DOC-617719?ref=feeds/latest


・韓国の古里原発がまた運転停止、2号機で送電トラブル―韓国 (2011/06/22)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0622&f=national_0622_016.shtml




これは、この時期に集中して発生しているのか、

それとも、これまでも発生していながら隠蔽し続けていたものが

今になって連鎖的に公表されはじめたのか?

どちらにしても、原発が安全でないということが証明されつつある。





沖縄県内の放射線測定値がやけに高いらしい。

【2011年6月の沖縄県内での高放射線量測定報告まとめ】
http://matome.naver.jp/odai/2130858204572155901


これは、韓国の古里原発の放射能漏れによるものとの見方が強くなっているが、

風向き等を考えると、ひょっとしたら中国からということもありえる。

これまでも黄砂の影響とも考えられる高放射線数値が西日本で観測されたことがあった。

急速に原発建設を拡大している中国が、建設・産業等すべてにおいて安全性が確認できない中国が、

事故を起こさないでいるほうが不思議だ。。



・深センの原発で放射能漏れ、中国報道「炉内で軽微、問題なし」( 2010/06/16)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0616&f=national_0616_010.shtml

・中国が原発建設を急拡大、放射能漏れ事故のリスクに懸念-米メディア(2006/12/17)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=38080





てことは、

これまでも大量の放射性物質が大気中にも海洋にも河川にもダダ漏れになっていたということ?

もう福島原発だけの問題ではない。

こんな状況が続けば、地球の建て替え建て直しもやむを得ないと腹をくくって覚悟を決めるしかない。

今この時期に集中して起きている原発事故に追い討ちをかけるような地震や洪水や山火事、

これが自然に発生したものであれば、まさに神仕組みとしか思えない。