母との生活がここで
愚痴のように綴られて
それを今日久々に見返すことになる
携帯からは母の声が診察記録として
録音されていた受診の記録が
流れ始める。
その時のことが今もなおリアルに
そこに母がいるような勘違いをしてしまうほど
母の存在を感じている自分自身がいる。
特別悲しいとか、さみしいとか
そんな思いに大きくなってるのではなく
ふと、今もなお健在のような錯覚をしてしまう。
人生後半に突入して
親が先に居なくなることは
当然のことだと思いつつ
複雑な朝を迎えている