某ネットオークションが盛んになってはや数年。
それを生業にしてる人も少なくないと思う。
かくいう僕もその一人。フリマやネットオークション、実売店で安く購入したものをネットで売りさばく。
これは「いいこと」なのか、「悪いこと」なのか。

購入者の立場としては
・並んででも購入したい希少品をネットで購入できる手軽さ
・二度と入手不可能かもしれない希少品に出会えるチャンス
・遠くて買いに行けないものを購入できる手軽さ

上記の点は僕も利用してるだけに非常にありがたい。
しかしその「商品」を買えなかった人や作成者としては面白くないらしい。
・正規の値段よりも異常な高値で取引
・付加価値をつけて(サインなど)異常な高値で取引
・限定品をその場で買い占められ即日出品
など。

限定品の商品を買うのは悪いことじゃないと思う。だって欲しいんだもん。
でも必要以上に買い込んで所有目的以外で、元値より高い値段を開始価格にして出品するのはあまり好ましくない。
僕の場合は自分で欲しかったのモノを買って、不要と感じたら出品する。その価格は新品価格よりも低く設定する。

とは言え僕の行為そのものも「買えなかった人」達からすれば転売ヤーなのだろう。

古くはダフ屋、なんて言葉も存在した。現代もその生業は存在する。
欲しくても購入できなかった。もう販売が終了してしまった。そんな商品には元値より高いお金を支払ってでも購入したい人が数多存在する。需要と供給、なのだろうか。
そこに目をつけた某Yホーは黒なのか、白なのか。
売り上げの数パーセントを利用料と称して徴収する。それも商売。売るのも商売。場所を提供するのもまた商売。
商売は良くて転売はダメ?ダフ屋行為もダメ?チケット屋さんは?古着屋さんは?中古タイヤ屋さんは?


僕は貧乏人だから買えなかったことのほうが圧倒的に多い。だから上記の感情は「ひがみ・妬み」なのかもしれない。悔しかったら金稼いで先に買えよ、と。
商品が欲しかったんじゃなく、売り抜いた行為そのものを批判するのもまた妬みなのだろう。僕もそう思うしそう思われてるだろう。だったら先に買って、先に売り抜けよ、と。


良いものを安く仕入れるには目利きが必要。それを購入するには資金も必要。遠隔地へ赴くなら移動費交通費も必要。そして売りさばくには売り場(ネットや実店舗)やノウハウも、また必要。
世の中需要と供給にあふれている。
商売とはそういうもの。

僕も悔しいからコツコツ働こうっと。