ミニのスピーカーは標準でリア2つしかない。
フロントではなく、リアだ。
音楽やラジオは常に後ろから聴こえ、前方からは唸るエンジン音しか聴こえない。
そんな寂しいミニも後付けパーツで4スピーカー化が可能だ。
僕のクルマはドアスピーカーポケットで4スピーカー化がされているが スピーカーの音割れが酷く チープなやつだが高出力のスピーカーに交換してある。
ところが純正のスピーカーボードではしっかり固定されてないのかビビり音がひどく、どうにかしたいと思っていた。
そんな矢先 中古パーツ屋さんでスピーカーのマウントを入手したので付けてみることにした。
スピーカー付ける時はリアガラス外し…ますよね?ね?
安価なものの高出力のスピーカーだが、フェルト素材のスピーカーボードでビビり音がひどい。
スピーカーシェルフは元々ないモデルだ。
ホコリとか溜まってきても吸い取りやすいと思えばカバーの一つや二つなくたって…!
フェルト素材のスピーカーボードを撤去して様子を見ていたがあまり改善しなかった。
シャレオツな人は木目調のボードにしたり箱型のスピーカー付けたり…。
スピーカーの取り付けの際に新規で穴ボコ開ける場合はリアガラスを外した方が作業性はよくなる。
(ガラスの脱着は面倒だけど電動ドリルが入らないことを考えると外した方が何かと便利)
ガラスはボディにゴムとモールで留まっている。
接着剤などなし。
まずはテッペンの板をマイナスドライバーなどでこじって外す。
指先を切らないように注意のこと。
このような小さなバールのようなものでこじるとやりやすい。
緑色のは自転車のタイヤ交換工具のレバー。
ゴムの断面。
上側がボディ、下がガラス左側がモールの入る溝。
モールを入れることによってガラスとボディを両方押さえつけられる。
ちなみにモールの継ぎ目は上側、ゴムの切れ込みは下側に配置した方がいい。
雨水は上から垂れてくるので切れ込みが上にあっては雨漏りしてしまうからだ。
リアガラスも年式によって若干サイズや色が違うみたい。
熱線のコネクタを破損しないように注意(僕は既に破損してしまったが)。
スモークフィルムを貼付しようとしたが空気がうまく抜けなかったので断念した。
スピーカーとボディの間に挟み込む台座。
なんて言うんだろう?
左右セットで300円だった。ホンダ製。
Do you have a HONDA?
このように取り付けるのでバルクヘッドに穴ボコを開けなくてはならない。
シート側はいいけどガラス側は電動ドリルが届かないからだ。
それでガラスを外したわけ。
ガラスの脱着の際はできればゴムもモールも新品に替えた方がいい。
とくにゴムは切れてしまうと雨漏りの原因にもなるので丁寧に扱う。
しっかりマウントされることでビビり音も軽減されるはず。
ガラスの脱着は10年振りくらいで、赤いミニはボディが錆びててかなり落胆したが 緑のミニはそれほどさびていなかった。
フロントドアポケットのスピーカーも穴ボコを開け直ししっかりと固定した。
音出しテストは良好。
サブウーハーを付けようかどうか迷っていたが 今回の改善で不要かもしれない。
また、電装系のメンテナンスなので ついでにオーディオ連動のハンズフリーマイクとETC本体の取り付けをした。
ETCはシガーソケットから給電し不要な時は外していたが 毎回つけ直すのが面倒なので一緒に配線した。
2016/04/19 記