社用車としてお借りしているMERIDAのリアクトにはシマノDi2コンポーネンツがついてる。
Di2…通常ワイヤーで稼働するシフト(ディレーラー)操作を 電気スイッチで行うシマノ製の装置のこと。
 
電気信号で、ってことはスイッチさえあればハンドル(STIレバー)握らなくても操作できる?ってこと?
そんなこと考えてたらちゃ〜んとソレ用のスイッチが出てました。
 
今回も興味心にと物欲に駆られて妙なもの買っちゃったってお話。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
SW-R600
 
 
コレ。
サテライトスイッチ(SW-R600)というパーツでクライミングシフタースイッチともいうらしい。
 
通常STIレバーについてる変速スイッチの部分だけを分離したようなもの。
クライミングって言うくらいだから登坂時に役立つんだろうね。
他にも似たような移設スイッチにスプリンタースイッチというのもある。
(今回はサテライトスイッチの記事です)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

ジャンクション
 
 
電動シフトは操作側と機械側を専用の配線で接続している。
フレームの大きさやケーブルルーティンである程度自由がきくように「ジャンクション」という集合部に一度集約される。
画像の黒いものがそのジャンクション。
 
Di2に関する部品はとにかく種類が多い印象。
何に、どこに使う部品なのか品番見ただけじゃなかなかわかりにくい。
これまでずっと避けてきたエリアだけど コレを機にDi2についていろいろ学んでいこうと思おう。
 
ちなみに画像のように緑のLEDが点灯しているのは電動用のバッテリー残量を確認した時に表示されるインジケーター。

確認方法はいずれかのスイッチを長押しすると残量確認モードで点灯する。

リアシフトスイッチでもいいけど押しっぱなしは変速してしまうのでフロンロシフトスイッチがいいでしょう。

 

電池残量100%:緑点灯(2秒間)

電池残量50%:緑点滅(5回)

電池残量25%:赤点灯(2秒間)

電池残量0%:赤点滅(5回)

 

緑は安全ってことだね。
確認は走行中でもできるけど安全を考慮して停止中を強く推奨します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

挿入口
 
 
ジャンクションには「ポート」と呼ばれる配線の差込口があります。
この個体についているのは5ポートのジャンクション。
どの穴にどの配線が入ってもちゃんと認識できるマルチな仕組み。いいね。
 
通常は3穴空いてれば事足りて(左右STIとバッテリー方面)くれると思う。
STIレバーにもポートがあるので、例えばスプリンタースイッチを増設する際はSTIレバーのポートからとってもいいと思う。
(ただしバーテープ巻き直しがもれなくついてくる)
 
設置前に空きのポートに差し込んで動作確認。
注意点はサテライトスイッチはリアディレーラーの変速しか操作できない(ソフトウェアアップデートしてシンクロモードにするという手もある)ということ。
 
まぁこのスイッチだけで全部賄うシーンはそうそうないと思うけど…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

設置場所
 
 
人によっては下向きにつけたり上向きにつけたり、ステムにつけたりいろいろあると思う。
そのくらい自由度の高いパーツだということ。
僕ば下向きに、親指で押すような感じの場所に設置しましたよ。
 
場所は右でも左でもいいと思う。
利き手で片手運転の最中でも操作できるような箇所?かな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

もっと奥でもいいかな
 
 
クライミングするときはすでにローギア残ってないので どちらかと言えば障害物のない平地巡航時の細かいシフト操作サポート用?かな。
参考売価はおよそ1万円くらい。
今回は中古品だったので送料込みで5,000円くらいでした。
 
これフロントシングルのクロスバイクとかにつけても面白いかもね〜
 
 
 
 
 
 
 

 

 

2018/12/05   記