「ぞうさん」などの詩で有名ですが、それ以外をあまり知らず、今更ながら彼の本を読んで感動の渦だった矢先でした。
彼の偉大さ知るの遅過ぎですよね^_^;。
新聞では、子供の心を持ち続けていたという意味で「永遠の幼児」などと言っていたけれど、彼の感性のみずみずしさをそう表現するのはどうかなぁと思ってしまいます。
言葉と対峙する、言葉が溢れ出る、言葉を紡ぎ出す、その瞬間瞬間の純粋さに、心打たれます。飾りのない言葉だからこそ、奥底まで入り込んでくる。浸み込みやすい低分子の物質みたいです。…例えが変?
研ぎ澄まされていて真っ直ぐ突き刺さってくるという感じではなく、入ってくるという感覚もないくらいなのに瞬時にして心にじわっとしみわたる。という感じ。
言葉を、あまり飾らずとも、言葉そのものの力によって真っ直ぐに伝えることの、なんと難しいこと。
自分もこうやってブログなんぞ書くにあたって、それを肝に銘じておこうと思うのですが、まぁ無理だろうな^_^;。