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「空の大怪獣ラドン」
1956年(昭和31年)に公開された東宝の怪獣映画 特撮ファンには有名な怪獣「ラドン」のデビュー作 ラドンはこの作品以降、ゴジラシリーズに登場することになる この映画でラドンは福岡の街で大暴れする 昭和31年当時の福岡の町がラドンの風圧の衝撃波で破壊されていく
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昭和31年当時の福岡市西鉄商店街も
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風圧でひっくり返る西鉄電車
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すると電車のミニチュアの底に不自然な物が
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電車の底に運命の赤い糸が
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実際の電車にこんな赤い線は無い 特撮好きや、鉄道好きにとったらかなりの違和感
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これは、当時の鉄道模型を撮影用に改造した物で、自分が23歳の時に働いてたことのある映像用のミニチュアなり小道具を制作してる会社の社長が、若い駆け出しの頃に円谷英二の下でやった仕事 このシーンは本当はNG 当初は電車の転倒は想定してなかったため見えないと思ってた電車の底が見えてしまったらしい 中学生の頃にビデオで何度も見てて疑問に思ってたけど、社長がやった仕事だと知って直接に聞く機会があったから話してみると「黒く塗っとけば良かった ハッハッハ!」と言ってた 特撮物ではNGでも予定より良く撮れたからOKにしたって話がよくあるけど、この作品もそういうシーンが多い でも赤い線は妥協したのか このラドンの福岡破壊シーンは、ゴジラ映画第6作目の「怪獣大戦争」でのラドンのシーンにも流用されてるし、「ウルトラQ」第12話ではラルゲュウスの破壊シーンとして挿入されてる