【忘れないうちに】

道産子元教師ジュディ明美こと
小穴明美です。
父とお別れをする為に
先週から北海道に来ています。
写真は到着した日のもの。
武佐岳(むさだけ)が見えます。




今の今まで知らなかったのですが
父はニニ・ロッソの音楽の大ファンで
テノールの五十嵐喜芳さんの歌が好きで
学校で五十嵐さんの真似して歌ったこともあったようです。(これにはビックリ‼️)
ただ、子どもの頃家にはトランペットや
アコースティックギターもあったし、
父の歌声をカセットテープで聴いた時は
子どもながらに上手いなぁと感心した。

その意味では英才教育⁉️
小さい頃から家ではラジオやレコードで
洋楽、歌謡曲、演歌、民謡etc
色々流れていました。勿論車の中でも。

血を引いている訳ですね。
親や、ご先祖様の。

父方の祖母も歌が好きで、私が
NHKのど自慢に出た時、前列に
座っていたし笑
自分でもカラオケを楽しんでいたそう

私の母も音楽が好きでよく流れていたし
私の弟も今も仲間と音楽を楽しんでいるし

私も…
子どもの頃から、頭の中では
ほぼ常に自在に音楽を流して
楽しんでいた。

父もそうだと本人から聞いた記憶がある。
(きっとそうじゃない人もいるのよね?)

思えば私にとって音楽は
救いになったり慰めになったり。
ライブ中に歌いながら色々と
感情が揺れたりハッとしたり
聴いてくれた方が涙したり
癒されたとおっしゃって頂けたり。

音楽を通して知り合えた人も多いし
教師の世界以外のものを沢山私に
繋げてくれたのが音楽であり…

音大で理論を学んだわけではない、
ピアノや楽器が出来るわけでもないしと
音楽やパフォーマンスに関しては
引け目やコンプレックスを感じてきたけど

もうそこも卒業だね。

せっかく歌えるんだから!
胸いっぱい息を吸えるし
丈夫な体が有るんだから!

自分の人生を生ききろうね。
80代まででもずっと歌っていたい。
それまでライブにお声掛け頂けるように
しっかり情報発信もしよう!!!
(まだまだあと30年以上あるんだ笑)

泣きながら笑いながら歌えば良い
シワシワになってもその姿を
表現しきって生き様含めて見て貰えば良い

それが人生❣️
そう、それがジャズだ!

ジャズを歌う意味!!!
それは生きているということなんだ‼️

イタリア語でも英語でも
ポルトガル語でも
勿論日本語でも

ニニ・ロッソのトランペットが
心に染み入り心を動かすように
私は言葉を音に乗せて
声という楽器を自在に操れば良いんだ。

(23.4.25. 父の好きな曲を聴きながら)