夏休み突入しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、すっかりパソコンと離れた生活を送っておりました音譜

海の日には、お誘い頂いていたこのドキュメンタリー映画を
鑑賞してきました。

IMG_20150722_112458603.jpg

主催はいつも「福島の親子・森遊びツアー」でお世話になっている
はちみつ會さんです。

半年に1度、はちみつ會さん主催の町田市相原の施設に遊びにくる
親子さんの主に大人の方に少しでも心身を休ませていただく為に
マッサージのボランティアを数回させて頂いていました。
前々回のブログ記事はコチラ

その中でよく出てきたキーワード「保養」

保養って何となく、休養するイメージだったのですが
この映画を観てから、よく理解せず参加していた自分が
何だか恥ずかしくなりました。

ここでいう「保養」とは、被爆した子供たち(大人も)が体に優しい
食べ物や空気の良い環境で一定期間過ごすことにより
体内に溜まった放射性物質を少しでも排出し減らす。
そのことにより、基礎代謝力や免疫力をあげる。
思い切り遊ぶことにより、心も元気になる。

チェルノブイリで被害にあったベラルーシでは、国がこの
保養に対して、支援をしているそうです。

日本国内でも福島の方の保養を受け入れてる施設は
あるようですが。全部民間が動いていて、
残念ながら国は関わっていないそうです。
そして同じ地域内でも保養に行くことに対して、
あまり良い反応を示さないため、内緒で行く方も
いるそうです。

この映画の中では、福島の変わっていない現状。
風化されそうな状況。
地元に残り、少しでも子供たちが安全に過ごせるよう
変えていこうと努力する大人たち。
安全な食物を届けてくれている温かいココロ。
一番届いてほしいところに声が届かないジレンマ。
どこにぶつければ良いのか分からない憤り。

震災後、家族の体調不良により、やむを得ず故郷を
離れた人々。

何が良いか分からないけれど、みんな子供を守ろうと
懸命に生きている姿が映し出されていました。

人と同じ事で安心してしまう傾向がある国民性。

今、自分の意志を通す選択の時期なのかもしれませんね。

本当に同じ日本の中で、このような事態が起こっていること
に同じ子をもつ親として心が痛みました。

でも、他人事ではなく東京だっていつそういう事態になるか
分かりません。

今、できる限りのことをやっていくしかないですね。

是非、機会がありましたら「小さき声のカノン」
観てみてください。

福島の人々の心の声や30年近くも
かけて乗り越えてきたベラルーシの方々。
そして、そういう方々を長期に渡り支えてきた方々
の事が分かり易く描写されています。
流れている曲も素敵でした♪

そして11月には、はちみつ會さん主催の「福島の親子森遊びツアー」
が開催されるそうです。是非、少しのことでも良いのでボランティア
への参加を募集されています。

皆様にも心を向けて頂けたら有難いですラブラブ