ゴールデンレトリバーにご支援のお願い | ちゅんちゅんとぷくしま探検

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福島アダプトネットワークのブログです。

それぞれ違う環境からやってきた3頭との生活。保護犬を迎えることが普通になればいいな。

【皆さんへお願いです】



10歳のゴールデンレトリバーの男の子。

彼は雨を避ける場所もない状態で、10年間散歩もされず、満足に食事も与えられていませんでした。


この地域では「かわいそうな犬」と言えば、彼の事を指していました。かわいそうだけれど、どうしたらいいか分からず、10年間が過ぎていました。


子犬の頃から、仕事で彼の前を通るたびに気になっていた人が、我慢出来ずに飼い主へ手放す事を提案しました。その時は断られましたが、随分と時間が経ち、諦めた頃に「もうお世話をしたくないから手放す」との連絡がありました。


それからは、100キロ近い距離を散歩とフードを与えに通い、新しい家族を見つけるために、アダプトへ依頼をいただきました。



元の飼い主に所有権を放棄してもらい、新しい家族候補も決まり、楽しい時間だけが待っているはずでした。



関東地方に大雪の予報が出た2月9日、瞼にあるデキモノの検査をしに神奈川県の動物病院へ移動しました。もちろん10年間外飼いだったので、心臓にはフィラリアがいました。



移動の前日から全く食べなくなり、急激に体重が減少しました。神奈川までの4時間の移動中も、横にならずに立っている事が多く、腹部に痛みを感じている様子でした。



検査を行う病院にはCTがあり、すぐに検査をしてもらうと彼の肝臓には直径10センチのガンが見つかりました。しかも肝臓の中で一番難しい位置にガンが出来ていました。この腫瘍が腹部を圧迫して食べる事が出来なかったのです。


手術の成功率は50パーセント。成功しても余命は1年〜3年との診断です。10年間苦労した分、最後の1年でもいいから、美味しいモノを食べて、楽しい時間を彼に過ごさせてあげたい。


悩んでいる時間はないので、2月13日  水曜日に手術を行う事を決めました。幸いにも、この病院の近くに、アダプトの里親さんがいて、様子を見に通って下さっています。ウェットフードだけは食べているとのこと。



【更新】


残りの費用は里親さんが負担しますので、トーマス君への寄付を終了させていただきます。

退院の際に収支報告をさせていただきます。

たくさんのご支援、本当にありがとうございます!





メール  info@dog.fukushima.jp

08018228971 宛のショートメールでご連絡先を必ず伝えて下さい。


明日13日、無事に手術が終わる事を祈って下さい。