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駄ポエムは駄ポエム

社会の最底辺で無職で悪足掻きしながら再就職目指したりアル中になったり萌えアニメ・マンガ見たりポエム綴ったりライブ行ったりしてる事を書くブログ。よろしくお願いいたします。

辛き哀しき休肝日に大量のAmazonの空き箱とウィルキンソンの空きペットボトルばかりが転がる自室にて寝れないまま死ねないまま生き詰まりどん詰まり鼻詰まり八方塞がりな四面楚歌状態の最中めぞん一刻を一気見して現実逃避しながら僕はまた朝を迎えてしまった。午前4時38分。今日は仕事をサボろうと決めた。窓の外の白んで行く空を眺めながらまた厚顔無恥に生き延びてしまったことに吐き気がしてくる。うんざりぐったりながら暫し天井に点在する黒いシミを数えたり10万を切った銀行残高が記載された紙切れを破り捨てたり天井近くまで積み上がったマンガを整理したりフローリングで転がる飼い猫を撫でたりしながら苛立ちやら退屈やらを誤魔化していたがそれにも飽きたので憂さばらし気晴らしとばかりに早朝散歩に出るかと言う発想を思い立ち僕はゴミのような物ばかりが詰まったクローゼットからダウンジャケットを引き摺り出して着込んだ後Corneliusの新譜を聴きながら外に出た。家から出た瞬間凍てつく向かい風を浴びながら玄関前にある凍てつくボロの原付の座席を撫でて痛みすら感じる冷たさを感じた後宛も無く僕は歩き出した。同級生の田中の家の前を右に曲がり老人と老犬のコンビとすれ違い様挨拶を交わし金髪のヤンキーのバイクに轢かれそうになったり道路の真ん中で車に轢かれた猫を観て嫌な気分になったりしながらフラフラダラダラ歩いた後不意に見かけた自販機でカフェオレなんかを買ってチビチビ舐めるように呑んで見た。何となく見上げた視線の先の白んだ空には薄くなった消えかけの月がぼんやり浮かんでいて暫くぼけっと眺めた後飽きて空き缶をゴミ箱に捨てた後再びまた僕は宛も無く歩き出してみる。BGMをCorneliusからBUMP OF CHICKENに変えた。どこまでも続く青々しい田園風景を眺めながら頭の中に浮かぶ言葉は(死にたい)。死ねないけど。自暴自棄の思考を自画自賛で誤魔化してそれでも渦巻く自暴自棄をまた自画自賛で誤魔化しても懲りずに湧き出す自暴自棄を自画自賛で……と言うイタチごっこを延々と続けながらも顔に薄笑いを浮かべながらも力任せに蹴り飛ばす空のペットボトル。カツン!と乾いた音を立てながらコロコロ転がるペットボトルを2トントラックが踏み潰してペラペラになったペットボトルだった物を眺めながら流す原因不明の一筋の涙。死にたい。死ねないけど。死にたい気持ちを無理矢理抑えながらもヨロヨロフラフラ何とかかんとか歩いていたら昨日工場でロール材を落として痛めた右足の痛みが再発して油汗が額に滲んで来た。BGMをBUMP OF CHICKENからあぶらだこに変えた。荒ぶるノイジーでハードコアなバンドミュージックに身を任せながら半ば無理矢理足を引き摺り引き摺り歩き続けた先で辿り着いたのはふれあい公園と言う名前の公園。錆びたブランコと錆びた誰かの放置された自電車と朽ちた祠と雑草だらけの沼しか無い誰もかもから忘れているようなそんな公園のベンチに僕は座りスマホをポケットから取り出しTwitterを開いてオキニのフォロワーのツイートを見ようとしたらいつの間にかオキニのフォロワーからブロックされていることに気付く。歩き続けて誤魔化して来た鬱が再び心の中から湧き上がって来るのを感じて再び深く深く死にたくなって登校中の中学生に不審者を見るような目で見られながらも小一時間さめざめ泣いて見たものの誰も優しい言葉も優しい頭へのナデナデもくれずただただ冷たい寒風が肌を掠めるだけでだんだん虚しくなりどうでも良くなった。帰ってビールを呑んで寝よう。そう決めた瞬間心が軽くなり出来ないステップをしながら帰路を辿る僕。……生きよう。生きて笑おう。生きて笑って楽しくなろう。これこそがまさしく生きてるって感じって奴だ。頑張れ、俺。……誰も応援してくれないから僕は僕に必死にエールを送った。虚しくなった。寂しくなった。心苦しくなった。死にたくなった。死ねないけど。時刻は午前6時28分。まあ、何とか、生きてます。