2018年1月1日、あけましておめでとうございます
これが宗廟のメイン。
新年初の訪問はこちら、宗廟という施設。
ソウルのど真ん中に広大な敷地を持つユネスコ文化世界遺産です
初詣的な気分できたら、お寺でも神社でもなく、朝鮮王朝代々の王様・王妃様の位牌をお祀りしている廟でした。
入場料1000ウォン(この時のレートだと100円いかないくらい)とすごい安いのに、ガイドまでつくなんて素晴らしい。
道が3本に分かれているのがわかりますか?
真ん中は神様のための道なので、歩かないよう注意がありました。
向かって左側の道は王様の道、右側は王子様の道なんだそうです。
朝鮮王朝時代だったら、我々なんて敷地に近づくことも出来なかったでしょうが、現代は我々もどちらかの道なら歩いて良い。
未だに毎年5月には子孫の方々が祭祀をしていて、その様子は一般公開されているそうです。
左側から年代が古い順に歴代の王様、王妃様の位牌が納められていて、全部で19室あるそうです。
最初左から7室作ったあとに足りなくなって建て増ししたらしい。
敷地内には他にも、側室や臣下の位牌を祀る建物もありました。
ちなみに宗廟は元々600年前に建てられたのですが、豊臣秀吉の朝鮮出兵(慶長・文禄の役)で燃やされてしまい、今の建物は、400年前に再建されたものだという説明がありました。
うちの秀吉が、すいません…
この日はソウルに着いてから1番寒くて、池の水も凍っておりました。