ベルギー滞在3日目は、
屋根のない美術館
と言われるブルージュへ行きました。

こちらはブリュッセルから1時間程度。
今回は前日と違い、迷わずスムーズに着きました。

町自体が美術館のように美しい…
はずですが、あいにくの天気。
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この時期のベルギーは基本的にどんより、曇りか雨。とにかく天気がよくありません。
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天気が悪いから歩き回るのはやめてさっさとお店に入ることにしました。


この日のランチは鐘楼があるマルクト広場からすぐのビアカフェ、カンブリヌス。

まず、内装が可愛い!
照明はビアグラスだし、テーブルにはビールのラベルがペタペタと貼られてます。
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で、もちろん料理は美味しい!!
ビールの種類も豊富だし、もしもう一度ブルージュに行くなら再訪したいくらいです。
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ブルージュの街は小さいので、けっこうすぐまわれてしまい、特に見たいものもないから、フリット博物館なるものに入ってみました…
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フリット博物館では上記のようなフレンチフライの歴史とジャガイモの歴史を学べます。

フライドポテトは
フレンチフライ
とも呼ばれますが、何故にフレンチなのか?!

実はフレンチフライはフランスではなくベルギーの料理…らしい。

第一次大戦時にベルギー人が食べてたフレンチフライをみたアメリカ人たちが
フレンチフライ
と名付けたそうです。
というのも、ベルギー語、というのはなく、ベルギー人が話すのはフランス語かオランダ語。
このときアメリカ人たちが見たベルギー人は、フランス語を話していたから、フランス人だと勘違いして、
フレンチフライ
と名付けた、というお話。
(この知識、今後役に立つのかと言われると全く役に立たない気がしてる…(*´Д`*))

展示品は全然面白くなかったです。

ジャガイモにつきやすい害虫の標本。
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フレンチフライ用にジャガイモを切る機械。
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展示数も少ないし、内容も微妙でしたが、いつのまにやら外が土砂降りになってたので雨を凌ぐにはちょうど良い施設でした。

最後に地下でフレンチフライを食べることができます。

ベルギー人はフレンチフライには拘りがあるらしい…温度は170度でカリッと揚げて、必ずマヨネーズやトマトケチャップが付いてきます。ちなみに、マヨネーズは美味しい!
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美味しかったけど、先程食べたばかりなのでこんな大量に食えない。残念だけど半分くらい残しました(>人<;)。


さて、こちらは聖血礼拝堂。
グラさん、ここで生まれて初めて聖遺物を見ました。
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聖櫃、と呼ばれるものらしいんですが、12世紀の第二回十字軍のときにエルサレムから持ち帰られたキリストの血が納められているんだとか。

見せてもらったのはトイレットペーパーの芯×2くらいの大きさの透明な筒みたいなものでした。その中にキリストの血が入っているのでした。
しかし、2000年以上前の人の血が、鮮明な赤色のままなのが若干気にかかりましたが…


で、夕方4時からベルギービールの醸造所、ドゥハルヴマーン醸造所の見学へ。ブルージュの街中にあるのでとても行きやすい醸造所です。
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ガイドと一緒に醸造所内を見学してまわります。
正直、説明が英語なので全然わかりませんでした。
他の見学客たちがなんで納得してるのかも、なんで笑ってんのかもわからない。
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そして、超寒いのに醸造所の屋上でしばらく説明を受ける…(*´Д`*)
東洋人の基礎体温、あんたらより低いんだからね。
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寒い醸造所内をさんざん歩き回らされてなにひとつ知識が増えない、というジレンマ。

言葉がわからないのにこういうやつに参加すべきではなかった…けど、ヨーロッパ行くとなんだか参加したくなってしまうんですよね。


最後に、併設のビアカフェでビール一杯が付いてきます。ただでさえ寒いのに、さらに体を冷やすという悪循環。笑
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いただいたのは、この醸造所のビールBrugse Zot(ブルッグス ゾット)。
日本語訳は、「ブルージュの馬鹿」(๑・̑◡・̑๑)
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喉が渇いてたから一気に飲んだら、度数が高くてクラクラしたけど、美味しかったから良しとしましょう👍


で、このあと、ブリュッセルへ帰るので電車の切符を買ったら何故か行きの切符の半額でした。

乗車してから「なんでかなぁ?」「不思議だねえ」と言いながらよーく見てみたら、行きに買った切符が片道ではなく、実は往復を買っていて、ひとりあたり15ユーロくらい捨てたも同然だったことがわかり、ふたりとも愕然としましたとさ。


つづく…