感情を込めて歌うにはどうしたらいい
と思いますか?
歌うことで
表現する楽しさの醍醐味って
その場の空気感を作れること
楽しいという言葉を使わずに
どう楽しさをだすか?
表情、口角が上がっていたり
目尻が下がって笑顔だったり
声も弾んでいる
はたまた 悲しいという言葉を
使わずに
悲しそう、と思わせる
声で、か細さを出したり
悲しみを表現する 感情を込める
伏せ目な目線 悲しみの表情
声の質を
表現する歌詞に合わせて
変えるのって難しそうだけど
一番 イメージに近づくいい方法は
情景を思い浮かべること。
なんなら
ストーリーを頭のなかで
作っちゃうこと
情景、背景を自由に描いちゃうこと
例えば
数ヶ月前
UA さんの【ミルクテイー】を
課題曲に上げていましたが
生徒さんたちに質問しました。
*この曲の主人公は
どこで、どんな服装でこの歌詞を
語っているイメージがありますか?
*曜日は?
*時間は何時頃ですか?
*天気はどんなですか?
*ミルクテイーは熱いですか?
冷めていますか?
*歌詞に出てくる【君】というのは
どんな人ですか?
男性ですか?女性ですか?
等々 沢山質問しました。
いろーんな意見が出ましたが
たとえば。。。
曇り空の週末
気だるい午後
ベランダでひとり
ロングのワンピースを着て
生ねるいミルクテイーを片手に
読書
君、というのはいい距離感の彼氏
主人公は大人ないい女風
こんなイメージが皆さんの
なかから出てきました。
曲の雰囲気が気だるい感じなのですが
単調なメロディーが続くからだと思います。
ざっと出てきたイメージだけでも
休日の
力の抜けている感じ、
リラックス感を表現したいですよね。
なので
皆さんには
この曲に関しては、
あえて座って歌ってもらったりしました。
徐々に抜け感がでていい感じになりました。
発表会では
脚の高めの椅子に座ってこの曲だけ歌ってもらったんです。
すごく大人な いい女の感じが出て
会場の空気感を作れたんです
頭のなかにストーリー、
その曲が出来た背景を
とにかく想像すること
そこから イメージを膨らませていく
自分よがりでもいいんです。
きっとこんな時に出来た歌なんじゃないかな?とか
作者の
気持ちを想像してみるのです。。。
そして自分が主人公になってしまう。
背景が曇り空のイメージなら
頭のなかに、曇り空を描く
背景をしっかり固めていくと
自然に雰囲気は出てきますし
物語の主人公になったつもりで
歌詞を噛み締めると自然に
感情は込もっていますよ。
レッスンのなかで、
この曲を初めて聞いたとき、
どんな印象でしたか?と私は皆さんに
よく投げ掛けています。
それぞれの捉え方も違っていて
それもまた面白いのです。
ありがとうございました。
ハッピーボイスワーク
りえざる⭐やまもとりえ
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