「ボヴァリー夫人」不倫の話だ。

「巌窟王」復讐に燃える主人公が復讐してるうちに嫌になってしまう。

「ガリヴァー旅行記」世界にはとんでもない輩がいる。

「椿姫」死んだ女を思う切ない話。

「カラマーゾフの兄弟」キャラクター小説。

「審判」情報化社会の不可解さ。

「こころ」懺悔話。

「舞姫」これも懺悔。

「ゴリオ爺さん」死ぬまで金の話。

「罪と罰」自意識過剰。

「ルバイヤート」死は友達。

「赤と黒」どうしても成り上がりたい。

「さらば愛しき女よ」探偵が体を張ってる。。。。。。

 

別に皮肉を言っている訳ではなく、そんな印象を持ったという話。

名作といえども人間ドラマ。

漫画とは違うが共通点も多い。

読んでみると意外に人間臭く、古臭さを感じさせない作品が多い。

 

悔しいが、古典とは自分が生まれる前からあって、自分が死んだ後も残っているもの。

上記のものは、それに該当する。

 

漫画作品も、そういう古典がこれから生まれていくと思う。

それを見届けることは出来ないが、きっとあるだろう。

未来の古典候補は、火の鳥、ブラックジャック、サイボーグ009、ゴルゴ13、ドラゴンボール、タッチ、うる星やつら、ワンピース、ドラえもん、おそ松くん、巨人の星、あしたのジョー、モンスター、ナルト、デスノート。。。。。。。などなど。

連載が終わっても、作者が亡くなっても、読み継がれていくもの。