前史 | Harley Davidson 1940EL Knucklehead

前史


 はじめてハーレーを手にしたのは、21歳のとき。まだ学生でした。


 
   1976 Super Glide-はじめてのハーレー





      1976 Super Glide

 バイトしていたレザークラフトのお店のボスがカスタムした車両。

 元は、1978年FLH。120万円で譲り受けました。

 程度の良いショベル、しかも自分好みのカスタムとしては割安でしたが、学生の身分でよくも買ったなあと思います。

 ほぼそのままの姿で、通勤、通学、教育実習、ツーリング、キャンプと楽しみました。

 自分で変更したのはハンドル(ローチョッパー)と、オープンプライマリー(2.5インチベルト)にしたことぐらい。


 パンク、キックアームスプリング割れ、といったトラブルはありましたが、その他はほぼノントラブル。

 調子良かったです。


 今思うと、丸型スイングアーム、デュオグライド時代のタンクエンブレム、3.5ガロンタンク、前後ドラムブレーキなどなど、「玄人好み」のカスタムでしたな。カラーリングもお気に入りでした。

 欠点は、メーター不動、フロントブレーキが効かない、フォークオイル漏れ、エンジンオイル漏れだったかな?

 でも、オイル交換、クラッチ調整、ポイント調整、プラグ交換など、日常の最低限のメンテナンスは覚えました。


 28歳の時、退職して大学院に進学することを決意してから、手放すことにしました。

 ハーレーショップに通せばよかったのかもしれないけれど、時間の関係で、よくあるネットでの売却。

 半額くらいにたたかれました ●| ̄|_


 この相棒とともに沖縄に約ひと月滞在したことが一番の思い出ですかね。

 ビーチでのイベントで元ボガンボスのドント(故人)にあったことや、地元のハーレー乗りに声かけられて、北谷でオリオンビールを飲んだりしたことが懐かしいです。


 写真を見れば分かるように、23歳で仕事をはじめてからは、あまりの激務でほとんど乗る機会がなく、各所がさび、前タイヤも自然にパンクと、バイクに対して酷な状況で放置しておりました。


 

 僕のハーレー原点でした。