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西鉄那珂川営業所移転論を考察する。

前々から那珂川町議森田議員が提案している西鉄那珂川営業所の移転。

森田議員の構想では山田地区に移転をとのことで、実際に西鉄にも掛け合ったことがあるそうですが、まず営業所が移転するとどのようなメリット、デメリットがあるのか考えてみました。

メリット

①現在は朝、夕しか西鉄バスが走っていない現人橋以南に数多くのバスが走り、交通利便性が向上する。

②バスがたくさん走るので住宅需要が高まる。

③沿線開発が進み、商業施設なども進出する。

④山田よりさらに奥、南畑西畑地区の買い物利便性が向上する。

デメリット

①山田地区の美しい田園風景が壊される

②現在でも朝夕を中心に混雑する山田交差点の交通渋滞の悪化

③西鉄バスの運行距離が長くなり、採算が取れない場合結局は現在の那珂川営業所で打ち止めになるのではないか?という疑念
④ かわせみバスの採算が悪化

などメリットデメリットが考えられます。

私個人の考えを述べると

移転地は役場と王塚台の間

那珂川ハイツの転回場と那珂川営業所を統合できる。

ミリカローデン横

 イオンモールが建設された場合のイオンへの足となる。また那珂川ハイツと那珂川営業所の統合

那珂川南中学校裏

上記と同じく那珂川ハイツと那珂川営業所の統合

那珂川営業所と那珂川ハイツを統合することで、那珂川営業所から先、五郎丸、仲地区の利便性が格段に向上する。二地区で4000人は住んでいる。ミリカローデン、イオンへ西鉄バスで向かうことができるため、かわせみバスへの乗り換えが必要ない。

メリットデメリットはありますが現在の那珂川営業所は町の中心部にあるので町の発展のためにはすこし町のハズレにあったほうが良いのかもしれない。

現人神社

現人神社。住吉の元宮だという。つまり全国各地にある住吉神社の祖はここ那珂川町にあるのだ。

現人神社(住吉三神総本宮)略誌
御祭神 住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)
御由緒 並びに御神徳
伊邪那岐の大神、筑紫の日向の橘の小戸の檍原にて禊祓い給いし時に生れましし住吉三柱の大神を祭祀した最も古い社にして、神功皇后(1780年前)三韓遠征の際、軍船の舳先に御形を現し、玉体を護り進路を導き、無事凱旋せしめた御神として、皇后いたく畏(かしこ)み奉りて、この住吉の神の鎮まり座す現人宮を訪れ、神田に水を引かむと山田の一の井堰を築き、裂田の溝を通水して、五穀豊穣の誠を捧げられ、現人大明神の尊号を授けられ、供奉の藤原朝臣佐伯宿禰をして祀官せしめられてより、現人大明神と称す。
摂津の住吉大社は現人大明神の和魂(にぎみたま)を祀り、福岡の住吉宮は(1200年前)分霊せらる。


日本でも最古の部類に入る神社なのだ。

毎年流鏑馬や相撲大会などが行われる。



県内一の若い町

那珂川町は福岡県内の市町村の中で一番年少人口率が高いことをご存知でしょうか?

また高齢化率も県内では下から三番目にひくいのです。

しかしながら年々年少人口率は下がり、高齢化率は上がりつつあります。全国的にみればまだまだ若い町ではありますが、今のうちに若い世代が暮らしやすい町。例えば、待機児童をなくすとか医療費の補助、若い夫婦が楽しめるスポットを作るなど、対策を打たねばならないと思います。

若い世帯の流入は多いけれども流出も多いため人口は横ばいとなっており、いかにして定住させるかが今の課題でもあると思います。

自然と利便性の共存は難しいとは思いますが那珂川町らしい都市計画策定をお願いしたい所存でございます。