ペットショップで売られている子犬の母親の姿 | 動物たちの幸せ

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 ペットショップで売られている子犬ってとってもかわいいですよね?

ついつい購入してお家に連れて帰りたくなります。

しかし、その裏でペットショップで販売する為に繁殖の為だけに使われる犬たちがいるのです。

きちんとしたブリーダーさんの元からやってくる子犬もいるでしょうが、このペットブームにのって犬を金儲けの為だけに乱繁殖をするいわゆるパピーミル(繁殖業者)がいます。乱繁殖のおかげで遺伝子性疾患を持つ子や奇形の子が産まれてしまいます。繁殖に使われる犬たちはヒート(発情期)がくるたびに交配をさせられ産めなくなるまで狭い檻の中で散歩に連れて行ってもらえることもなく過ごします。酷いとまともに食事も与えられないところもあります。子犬を産めなくなった犬は何らかの形で処分されます。そんな不幸な犬たちを繁殖業者から引き取り治療して愛情をそそぎ里親を探して地獄のような生活から救い出してくれているボランティアさんがいます。




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これは引き出した当初の写真です。

とても痛々しくて胸がしめつけられます。

自分から落ちたフケを一生懸命食べるほどだったそうです。

どんなにショップで売られている子犬が可愛くてもこんな母犬の姿を見たら飼いたいと思うでしょうか?

ペットショップで売られている子犬たちは小さいうちに母犬から離されペットショップにいくので本来母犬や兄弟犬たちと学ぶ社会性などが身についていない場合が多いです。子犬の時の環境はその犬の性格などにも関わってくるので大事なものです。本当に犬が好きで犬を飼いたいのならばブリーダーさんのところに直接足を運び親犬や兄弟犬、飼育環境なども見るべきです。また毎日毎日全国の保健所で殺処分されている犬たちや、ボランティアさんのもとで里親さんを待っているたくさんの子たちを引き取るという選択もあります。

動物愛護が進んでいる国ではそもそもペットショップで子犬の生体販売はしておらず、皆里親になります。

日本では簡単に犬を買うことができてしまうし価格も年々低下してきてあげくの果てには100円で売れ残った犬を売るショップまであります。安易な気持ちで飼うから捨てられたりする不幸な命が増えます。

言うことをきかないとか無駄吠えするとか引っ越すからと言う理由で平気で捨てるのです。そんな不幸な命を少しでも減らすためにいつかはイギリスやアメリカのように生体販売が禁止されることを願っています。



話がずれたので戻します

この繁殖業者から引き出したワンコたちは今どのようになっているかと言うとこんな感じに回復して幸せへの1歩を踏み出しています。



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今回この記事で紹介した写真はツイッター@Rootstock1さんからご提供してもらいました。


少しでも多くの方にペット産業の裏側を知ってもらいたいと思い今回この記事を書きました。

特に将来犬を飼いたいと考えてる方にはぜひ考えてほしいです。