デジタル技術を利用した「一人暮らしの高齢者の見守り」 | フレイルも認知症も減らない日本

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ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

自民党のウラガネから
事業費を
補填してあげればイイのに



朝日新聞より


一人暮らしの
高齢者に
「お薬飲んだ?」 
スマートスピーカー
が見守り


 岐阜県恵那市の山間地にある
飯地地区の175世帯に
「スマートスピーカー」を
設置する実証実験が始まった。

増加する一人暮らしの高齢者を支えるために
デジタル技術を活用する試みという。


 「お薬はもう飲みましたか?」

 12日に行われた実証実験のデモンストレーション。

飯地地区に住む高齢者宅の
スマートスピーカーに文字と音声のメッセージが届き、
その様子が飯地コミュニティセンターの
スクリーンに映し出された。

 スマートスピーカーは
モニターが付いた端末で、
声だけでも操作できるのが特徴。

実証実験では、
この端末を希望する世帯に設置し、
体調や服薬の確認など日々の見守りのほか、
自治体からの災害情報なども届ける。

利用者が希望すれば
「1日応答が無い場合は、
別居の家族に通知する」
といった設定もできる。

 実験は日本郵便が提供する
見守りサービスを活用し、
市が実施する。

事業費は約3300万円で、
政府の
デジタル田園都市国家構想
の交付金を活用し、
半額の補助を受けた。

 端末は希望すれば誰でも利用できるが、
実験の大きな目的の一つが
「一人暮らしの高齢者の見守り」
だ。

実験に参加する
175世帯のうち
28世帯が一人暮らしの高齢者だ。

 飯地地区は、
恵那市中心部から車で約30分の山間地にある。

約550人の住民のうち、
65歳以上の高齢者が約45%を占めており、
今後も一人暮らしの高齢者が増える可能性がある。

 飯地自治区協議会の纐纈佳恭会長は
「地域課題はたくさんあるが、
一番は高齢者のケアが困難になること。
民生委員もなり手が少なく、
独居の高齢者を支える者が少ない」
とデジタル技術の活用に期待を寄せる。

 実験は2年後の3月末まで。

恵那市は今後、
オンライン診療など、
サービスの拡充も検討していくという。