12月4日、ことしの歌いおさめでした
お世話になっている新代田crossingにて
町田直隆さん、高橋レオさん、佐藤のサポート陣、そして新代田crossingの現店長・ケンチュルさんと。
イベント名は「サンキュー、ケンチュル!」。
年内でご退職されるケンチュルさんに感謝を伝える意味もこめて、ということで
町田さんが企画された大切な日に、歌わせていただけることになりました。恐れ多くもありがたいことに、対バンという形で。
しかも、共演のもうお一方は、高橋レオさん。
ソロ名義で音楽を始めて、5年かな
今日のライヴは、佐藤の音楽人生において
とてもとても、大きな意味を持つものになりました。
あの、最初に謝っておくね、
今日のブログは長いと思います笑。
でも、あまりにも嬉しいことが繋がって積み重なったから、気持ちが溢れちゃってさ。笑
書かせてね。
よかったら、読んでやってね。
***
今日はじめて私のことを知ってくれた方もいらっしゃると思うので、順を追って話すと。
5年ほど前、ヴォーカルをつとめていたロックバンドが解散した頃
ずっと歌いつづけていたい一心で、とりあえず
「ギターよりはまだ、鍵盤の方が弾けるかな…」
という気持ちでピアノの弾き語りに転向したのですが、早速そこで露頭に迷いました。
わかっちゃいたけど
これまでヴォーカル1本でやってきた人間が、いきなり弾き語りで歌うのってって難しいし
(しかもピアノ、習ったことないし)
バンドで表現したい!と思っていたことを弾き語りで表現するとなると、かなりの技術が必要で
というか、そもそも弾き語りでライヴするの、手が震えてどうしようもないくらい緊張するし
どうしよう、音楽、つづけられるんだろうか
と、不安に押しつぶされそうになっていた時
新代田crossingという場所に、拾ってもらいました。
当時、店長はex.No Regret Lifeの小田和奏さん
ケンチュルさんもスタッフさんでいらっしゃって
おふたりが、「弾き語りでライヴやりなよ」と定期的にお誘いくださったのです。
そのたび、ヘタクソなりに試行錯誤しながら、ステージに立たせていただいて。
無我夢中でライヴをつづけて
気づいたら、“ピアノ弾き語りのシンガーソングライター”と名乗るようになって2年が経っていました。
そして、その期間に
たくさんの方々との出逢いがあってね
数年前のおはなし
私がレギュラーでやっているラジオ番組にゲスト出演してくれた、シンガーソングライターの滋野有紀子ちゃんが
“自分にとって大事な一曲”として
町田さんの「ずっと16歳」を紹介したい
と、言ってくれて。
楽曲の使用許可をいただくため、町田さんにご連絡させていただいたことがあったのです。
それがきっかけで、町田さんのことを知りました。
突然ご連絡差し上げたにもかかわらず、すごく丁寧に接してくださって。めちゃくちゃ感動したのです。もう、うれしくて。
「いつかステージでご一緒出来るよう頑張ります、その時にまた改めて、直接お礼を言わせてください」というようなことをお伝えさせていただきました。
ソロ活動にめげかけた時も、この時のやりとりがモチベーションになったことが何度もあります。
時を同じくして
先述の、crossingの先代店長・小田和奏さんのライヴへ定期的にお邪魔するようになり
そこでサポートギタリストの高橋レオさんのことも知りました。「なんて美しくて素敵なフレーズを弾かれる方なんだろう…!」と。
レオさんの弾き語りのステージを拝見する機会も、何度かあり。レオさんは歌声もまた、やわらかくて素敵なのでした。
ということで
ソロで活動を始めてから
町田さん、レオさん
これまで、おふたりのステージを拝見して
その度に「ああ、偉大な先輩方だなあ」と思いながら、2018年を迎えたわけです。
(その間にピアノ弾き語りから様々なスタイルの変遷を経て、今日にいたります)
そこからがすごい流れで。笑
***
まず今年5月
町田さんに、初めて直接、ご挨拶させていただく機会があり。
そこで、数年前に「ずっと16歳」の件でやりとりさせていただいたことをお伝えしました。
なんと町田さん、そのことを覚えていてくださったのです。とても嬉しかった…!
そして「ぜひ今度、私のラジオ番組に遊びにいらしてください」とお話させていただいたのですが
町田さん、本当にゲスト出演してくださったのです…!!!😭✨
moke(s)のリリースやライヴでお忙しい中、合間を縫って収録にいらしてくださいました。
これが9月頃の話かなあ。
※町田さんゲスト回のラジオはこちらからお聴きいただけます↓
そして10月末
crossing現店長のケンチュルさんから、退職のご連絡をいただきまして。
その直前にケンさんから
crossingのブッキングライヴ(11月)のお誘いをいただいたのですが、都合が合わずお断りしたばかりだったので
「ああ、あのライヴ出れたらよかったのに…
ケンさんに誘ってもらってライヴに出ること、もう、なくなるのか…さみしい…
せめて、ご挨拶しにcrossingに飲みに行こう…」
と思ったんですね。
そして
11月の半ば
数週間前からスケジュールに書き込んでいた、
ケンさんにご挨拶するためcrossingへ行く
まさにその当日のお昼過ぎ
町田さんから
「急な話なんですが、佐藤さん、 自分のライヴに出演してもらえませんか?
12月4日、場所は新代田crossingです」
と、ご連絡があり。笑
「これは…!!!!!!!!」
と思いました。笑
前のめり気味に「ぜひ!!!!!!!!」と返事をし笑、詳細をうかがうと
出演者のもうお一方は
高橋レオさん
そしてイベント名は
「サンキュー、ケンチュル!」
だということが判明。
「これは…!!!!!!!!」
と思いました。笑
***
ということで
こんな経緯で迎えた「サンキュー、ケンチュル!」なのでした
⒈声が聞こえる
⒉ブルー ラグーン
⒊夜明けの秒針
⒋déraciné
⒌東京
⒍フーカ・リッカ
〈サポートメンバー〉
Key.宇川祐太朗
Perc.&Cho.秀仁(ex.歌うアホウドリ)
***
crossingに出始めた頃
ひとりであれこれ迷っていた自分が
ケンさんに感謝を伝えるライヴの日に
こうして、仲間を引き連れて歌いにこれたこと
(今年の春からアコトリオでcrossingに出演するようになったのですが、ケンさんはアコトリオをとても気に入ってくださっていました。うれしい…😭)
しかも、町田さん、レオさんとご一緒できたこと
たくさんのお客様に、私の音楽を聴いていただけたこと
もう、すべてが、うれしくて。
歌いつづけてきたから、今日みたいな夜があるんだなあって。
そう思ったら、感慨もひとしおで。
ステージから客席を見てるとね、やっぱり感触がわかるんだよ。
「あ、私の曲、みんなに届いてるな」とか
「すごく真剣に聴いてくれてるな」とか
「楽しんでもらえてるな」って。
わかるんだ。
私のことを知らない人が大半だったと思うんだけど
今日という日を一緒に過ごしてくれて、本当にありがとうございました。
楽しんでもらえてる、って、伝わりました、ステージまで。ありがとう。
そして
お客様にも、レオさんにも、町田さんにも、ケンさんにも、スタッフのあーたさんにも
それ以上のものをもらってしまった夜だったよ
観に来てくれた人をもてなすのが仕事なのに
私が幸せになってしまった…笑。
来年も曲作るし、ライヴ、するから。
これからも、お返しさせてください。
最新曲の「東京」、まだライヴで2回しかやってないんだけど常に好評なので(うれしみ🗼✨)早く音源作りたいですなあ。
そして、いざ自分の出番が終わったら
もう私はただのリスナーと化してしまい。笑
レオさんの繊細なギターとやわらかい声に、胸がじーんとしてボロボロ泣き
エピソードを拾ってくださった町田さんが、やる予定のなかった「ずっと16歳」を急遽セットリストに入れてくださって
それで嬉しくて、またボロボロ泣き
うれしくって、ボロボロ泣いた夜でした。
町田さんのファンの方も、レオさんのファンの方もやさしくて、あったかくて…
CDもグッズもお買い上げいただきありがとうございました…あああうれしい…😭✨
ほんと
音楽つづけてて、よかった。
よかった!!!!!!!
あらためて
町田さん、レオさん、ケンチュルさん
お客様、スタッフのあーたさん
サポートの宇川くん、秀仁さん
ありがとうございました!
2018年、これにて歌いおさめ!
文字通り「有終の美」で締めくくれたこと、うれしく思います。
ありがとうございました!!!
次のライヴは年明け、1/20(日)高円寺U-hAでアコースティックトリオです。
本日と同じメンバー。
ですが、その前に
日付変わって本日12/5(水)、
調布FM「午後のカフェテラス」に生出演します!
よろしくです!
それから、crossingでライヴしたあと
12/4で閉店しちゃう馴染みの店に滑り込みで飲みに行ったのも楽しくて
その帰り道のタクシーで出会った運転手さんも面白い人だったので
この話はまあまた、気が向いたらタイミング見て別個でブログ書きます笑。
ではでは
ちょっと早いですが、歌いおさめたということで
いったん、まとめます。
2018年もたくさんたくさん、お世話になりました!ありがとう!!
来年もよろしくね!