森田和正の「画竜点睛」 -553ページ目
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憲兵は思う

毎日稽古で楽しい森田です。
こんにちは。

二幕の稽古始まりました。
一幕も二幕も僕がでるシーンは一つずつしかないのですが、両方とも良いシーンです。
いや、別に自画自賛するわけじゃありませんが、印象に残ること間違いなしです(^-^)v

憲兵の役を演じてみると、なんか特攻隊がムカついてくるんですよ。
女学生に世話してもらって、神だ仏だと言われてチヤホヤされてる。
物資がないのに飯もらって、酒まで飲んでやがる。

もちろん憲兵の仕事が意味の無いものだとは思っていないが、実際に敵と戦ってるという実感が掴めない。

自分が憲兵になってなければ真っ先に特攻隊に志願して、必ずや空母を沈めてみせるのに…!

同じ軍人なのになんだこの違いは。

羨ましい。
妬ましい。


だから余計に特別扱いをしたくない。

稽古毎にその思いが強くなっていくようです。
だからこそ稽古が楽しい!

あとは思いのベクトルを間違えないようにして彼らにぶつけるのみです。

明日も稽古があるっ。
今これ以上の幸せはないかもしれないなぁ。

共演者の皆様、明日もよろしくお願いします。

写真は稽古帰りに見つけた紫陽花。

綺麗に咲いてます。
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