PCオーディオアクセサリー




この連休は断捨離に明け暮れていた。アクセサリーに手を出し始めると止まらず、コトヴェールのノイズフィルターなど5つにもなっていた。最終的に電気関係の自分なりの答えが出たので、余った全てのフィルターをオークションにかけることに。


続いてPC周り。自分はデジタル領域での音の変化に疎く、ここにお金を掛けるのは無駄…なんて言っていた時期が私にもありました。


今では小生のMac miniは狂人のような装いである。





10Mマスタークロック




先ずは本当にクロックは必要かを再確認。無視出来るような僅かな差なら売却して買いたいものがたくさんある。


マスタークロックを切ってMUTEC MC-3の内部クロックに切り替えると、奥行きが無くなりモニターらへんから声がする。目の前の妙に近い位置で演奏されているようで居心地が悪く落ち着かない。


クロックを入れると適度な距離を取るように音源がばらけ、それぞれの音が別の場所から聞こえるようだ。


大音量の中寝てしまう…と言うのはクロックを入れた人間のあるあるだと思うが、改めてクロック無しの音はガチャガチャうるさいと再認識させられた。


これは売るわけにはいかないようだ。




マスタークロックの電源にはifiAudioの超低ノイズ電源を使用している。




USB周り




PCとDDC間のUSB周りは我ながら常軌を逸した佇まいである。


USBケーブルはAIM電子。そこにifiAudioのiDefenderとiSilencerを連結し、更に以前はiPurifierまで繋げていた。




iPurifierはiSilencerと機能が重複するのだが、何度試しても付けた方が不思議と音が良かった。


しかし、DDCをMUTECに変えた際iPurifierを付けると信号を認識しなかったので売却する流れとなった。



連結したiDefenderとiSilencerはオヤイデのパルシャットテープで覆い、電磁波対策と振動対策を兼ねて鉛のボディを被せてある。

更にPCのUSBの空きポートにはダメ押しでもう一つiSirencerが挿さっている。


この変態的構成はリクロック機能を持たないDDCを使用していた時に行き着いた形だが、現在はMUTEC  MC-3を使用している為少々事情が違う。


MC-3はデジタル信号をリクロックする為、上流のジッターは全てキャンセルされるはずなので、理論的な話をするとMC-3より上流のジッター対策は無意味となるはず。意味が無いなら全て取っ払いシンプルにしたい。


ifi Audioの製品を取り除きPCとDDCを直接繋いでみると何とも鮮度のない音が団子になって放たれる。理屈は不明だがこれだけ音が違ってはこれらを取り除く選択肢は無い。


USBターミネーターの類は色々試して来たが、最終的に残ったのがifiAudioのアクセサリー群。面構えが違う。


聞き比べて改めて思うが、効果の度合いで言うとiDefenderとiSilencerの効果はクロックの数倍大きい。




後編へ続く