5月18日(木)
神戸市内の障害者福祉サービスで、第8回目の「こころを育てる絵本の読み聞かせ会」をしてきました

 

読み聞かせ会の翌日から、東京へ行ったり韓国へ行ったり…とバタバタしていて、ブログに書くのがすっかり遅くなってしまいました…

 
 
毎回、わたしの中でテーマを決めて絵本を選んでいますが、この日のテーマは、「生命の誕生」
この日はこちらの5冊を選本し、みなさんに聞いていただきました

 

 
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ネコとクラリネットふき
(岡田淳 作・絵/クレヨンハウス)
わたしは樹だ
(松田素子 文/nakabun 絵/アノニマスタジオ)
こいぬがうまれるよ
(ジョアンナ・コール 文/ジェローム・ウェクスラー 写真/つぼいいくみ 訳/福音館書店)
にわとりとたまご
(イエラ・マリ、エンゾ・マリ 作/ほるぷ出版)
ちいさなあなたへ
(アリスン・マギー 文/ピーター・レイノルズ 絵/なかがわちひろ 訳/主婦の友社)
 
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ネコとクラリネットふき
クラリネットを吹きはじめると、ネコがだんだん大きくなって…という、驚きが面白さに変わる、おもしろい発想から生まれた、ユーモラスで夢のあるお話が心を癒してくれる楽しい絵本
「よのなかで いちばんすてきなのは…」というフレーズが心地よく心に響く一冊です




わたしは樹だ
数年前に鹿児島県屋久島に行き、大自然の素晴らしさに感動しました
屋久島を舞台に、何千年もそこに立ち続けている樹が自らの命を語ってくれるこの絵本の存在を知った時、「読みたい」「欲しい」と強く思い、手に入れました
松田素子さんの力強い言葉と、それに呼応するかのようにダイナミックに表現されたnakabunさんの絵が、いつまでも心に残ります。
生きるよろこびや、希望が、当たり前のような何気ない日常の中にも確かにある…ということに気づかせてくれます




こいぬがうまれるよ
これは、わたしが小学生だった頃、、、確か低学年の時に、学校の図書の時間に、図書室の本棚からなんとなーく手に取り読んで、ダックスフントのこいぬが生まれてくる様子や成長していく様子の写真に感動し、それ以降、図書の時間のたびにいつも読んでいた、思い出深い絵本です
この絵本は、まだ子どもだったわたしに、小さな命の愛おしさを教えてくれました

生命の誕生の瞬間がいかに素晴らしいかを再確認できる絵本




にわとりとたまご

にわとりがたまごを産みひよこが誕生するまでをテーマにした絵本

たまごが先か、にわとりが先か…
イタリアの人気絵本作家イエラ・マリと、デザイナーのエンゾ・マリご夫妻が色で語る、生命の鼓動あふれる文字のない絵本の傑作です
 



ちいさなあなたへ

誰もが一生の宝物にしたくなるような、母であることのすべてがつまった絵本

受け継がれていく、命と愛のバトン

あたたかな絵とシンプルな言葉で親でいることの喜びや不安、苦しみ、つらさ、寂しさ、子どもへの思いが語られている感動的な絵本です




 

この日の読み聞かせ会は、参加者様は多くありませんでしたが、「生命の誕生」というテーマから選んだこの5冊の絵本で、
「たまごが先か、にわとりが先か?」と話し合うことができたり
「ネコのお腹、気持ち良さそうー
「犬を飼いたくなった
「屋久島、行ってみたい
…という感想をいただけたり

みなさんのこころを、より優しくし、癒すことができたようでした


明日は、第9回目の読み聞かせ会

今回は今までとは違ったテーマで絵本を選んでみました
また皆さんによろこんでいただけると嬉しいのですが…




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