幼稚園の講演会でした。
自分が忘れないように記録です。
脳科学の視点からこどもの成長発達のお話。
この先生の講演は3回目。
こういうお話好きなので毎回参加させてもらってます。
園長先生が熱心でね
そこのところはいい幼稚園なのかなーと。
それだけではないけどね。
以下は記録なので読みにくかったりわかりにくかったりあるかもです。
興味あるかただけサラッと⭐



思春期のキレるこどもや犯罪多くあります。
特に15~19歳
キレないこどもにするためには
脳の扁桃体と46野の発達が重要。

扁桃体は喜怒哀楽を司るアクセル役
前頭前野46野はブレーキ役

キレるという感情の暴走は喜怒哀楽が育っていないから。健全に自然のなかで育てることが大事。最も大切なのはコミュニケーション。

扁桃体は神経細胞の集まりで11歳過ぎまで増えるが6歳までに7~8割なので、それまでにどれだけニューロンをつなげるかで決まってしまう。つまり就学前までで決まるということ。

ひとつは材料となるものが必要で
最も良いものが鮭で
アスタキサンチン
鮭コンドロイチン
が良いが
よくいわれるようにやはり魚は脳にいい。

ふたつめが大切なことで
コミュニケーション。

一番親い人と笑顔で
いい雰囲気のなかで
コミュニケーションが成立したとき

神経細胞は強く反応しつながる。
これをどれだけたくさんつなげたかで
扁桃体を成長させるかが決まりそれが6歳まで。
いい刺激を与えて扁桃体を育てることが幼児教育の基本である。

しっかり成長していると
やがて訪れる思春期の突発的な興奮に耐えることができるようになる。

ゲームをするときもひとりですると
まったく働かない前頭前野だが
友達とすると一気に血流が増す。
次のてを考えることもだが、
相手の表情を見たり
言葉をかわすということが大切なこと。

しゃべるときは目をみてというのは
前頭前野を発達させることでもある。

目をみることで相手がどうでるのか
察知せざるをえないということ。
コミュニケーションは目をみて話をしなければ成立しない。

これは初対面の他人と家族とでは
家族、親い人が効果的だし
家族も集まるほど血流が増す。

脳科学の川島隆太さん
人にとって一番大切な時間は
夕方家族と揃って食べる時間

スマホはやめてみんなで食事をしよう。

みんなでお出かけをして
その日の話で盛り上がる
ああそうだったね効果
というものがある。
おもいが一致したとき強い電流。
ぜひ翌日も翌々日もはなしてほしい。
思い出してひらめくことでも強い電流。
ふりかえりのお絵描きや作文をかくことは
このことと一致している。
イベントはひっぱって。

こどもにとって就学前の思い出は
一生を支える大切なものとなる。

セルフコントロール能力をあげるには
就学前に強い興奮を強ければ強いほど味わっておくと良い。
思い切り体を使ってじゃれついて遊んだり
だっこおんぶしがみつき激しく楽しいコミュニケーションで興奮を育てて
終わるときははいおしまい!で片付けたり抑制も育てることができる。
今の社会では難しい遊びとなったが
意識的に抱き締めるなど行う
体を使って楽しく遊ぶことで
結果的に落ち着けるこどもに育つ。
就学前の高い興奮と抑制は
思春期の突発的興奮に備えられる。

少年院のこどもたちの多くは愛着障害
女の子に多い
自分のことを大切にできない
他人のおもいを想像できない
これは幼少期の虐待や育児放棄によるもので
やってないつもりでもこどものトラウマになることを日々やっていると自覚すること。

親の命令口調や暴言は言葉の暴力でこどもの一生のトラウマになる。いいことはひとつもない。
一緒に話し合って物事は決めていく。4歳~
こどもを常に支えてあげる言葉かけを。
毎日の言葉でこどもは形成されていく。
言葉の暴力はこどもの脳の変形や萎縮にもつながる。最近のこどもは特に言われている。
6歳までは言葉がこどもを育てる。

倉橋惣三さん
親はこどもにとって嬉しい人になること。

こどもは生まれたときから親の嬉しいを知っている。そんなこどもの生きているのを手伝うこと。それが親の役目。

肯定的な言葉で
先の見通しを立てて
自分の気持ちで
伝えることが大切。

関根勤さん
子育てはこどもと関わったぶん結果がでる。
こどもがドロップアウトしそうになったとき
親と過ごした時間がこどもを支える。

あと2年で小学校でも一人1台タブレットの時代。
確実に言えることは親子の会話が減る。
タブレットをしていても15~30分に一回は
目をみて話しかけること。目をみること。

スマホ育児の時代で
視力への影響は確実で
3~5歳で育つ遠近感や立体感が育たない。
小学生にスマホ老眼
ブルーライトの視神経や肌への影響
もちろんな悪影響だが
スマホ育児の時代で
目と目をあわせてコミュニケーションする機会が減るということが問題。
コミュニケーションさえあれば
大きな問題はない。

2020年から小学校学習要項おおきくかわり
大学入試もセンターなるなるなど変革。
これから求められるのは
非認知能力。
これはIQ知能指数でははかれない能力のこと。
我慢、協調性、計画性、工夫するなど様々。
生きる力ともいえる。
逆にこれが備わっていれば学力は育つ。
この非認知能力が6歳までに完成してしまう。

労働経済学者
ジェームズヘックマン
ノーベル経済学賞
就学前教育がその後の人生を決める。
論文として出ている。

非認知能力、生きる力に大切なものが
レジリエンス
負けない心、折れない心、耐える力。
自尊心が大切。
自尊心にはふたつあり
社会的自尊感情
基本的自尊感情

社会的自尊感情はほめてのばすというようにほめてのびる感情。ほめるとのびるのでのびやすいが客観的に左右されやすいので折れやすい。

基本的自尊感情はまわりに左右されない底力。
自分は大切、正しい、そのままでいいという心の中核のこと。こちらが大切。

基本的自尊感情を育てるには
親子で感情の共有をすること。
一緒にテレビを見たり
食事やドライブをしたり
日常を共にして会話をして
目をみてコミュニケーション
ああそうだったね効果で
自分の感じかたは間違っていないという
感情を育てる。
日常の積み重ねがレジリエンスを高める。
親とどれだけ過ごしたかがブレーキ役となる。

就学前は習い事や勉強よりも遊びが大切。
遊びでもいい遊びを選ぶ。
キュボロやストーリーキューブス
けん玉、ヨーヨー、お手玉
ボードゲームやルールのあるスポーツ

楽しい雰囲気
明るい家庭
親子の会話
夫婦の会話
10歳からは親よりも友達が親い人となる。
その前にどれだけこどもとかかわれるか。




全部は書ききれなくて
あいまいなところもあり
間違ってるところもあるかもです。

解釈はひとそれぞれ。

もう6歳過ぎた子ふたりいる我が家には
耳も心もいたくて泣きそうだけど
今からでもできることはやろうと思う。

この講演も書いては消しってやってました(笑)

私にとって書くことで消化されていく部分もあるので書けたことは一歩な気がします。前記事にも書いたけど。

子育てって悩めば悩むほどすごいなーって面白い分野だなーって最近思います。
独身時代こども好きとかじゃなくて(こども4人なのに笑)こういう分野に興味全然なくて視野も狭いしあえてみないようなタイプなので(笑)
でもこどもに関わる色々なことを経験できて
こどもに関わる仕事とか面白そうだなって思います(^^)
こどもって可能性も無限だし
一番投資できる分野?←なんかいいかたアレだけど笑
未来があっていいなぁって(^^)

とにかく私はこどもにとって嬉しいお母さんに近付けるように。少しでも。