3/18(木)
こどもの森の植物で#草木染め 勉強会。
トータルでは5回目になります。
今後楽しめるイベントに還元出来るように、少人数、本会員間での勉強会です^_^。

今回は
【#ヨモギ の生葉+泥媒染】
やわらかな出たての蓬の葉をその横の水田からとった泥で媒染です。
また、比較のために同じ泥のみでも染めてみました。


蓬の葉を刻み、沸騰直前の温度で25分煮出し染液をつくります。


(とても良い香りで、ちょっと煮出した後の蓬をつまんでみたら、出がらしのパサパサした味、、、香りは全部染液へ、、、)
オレンジ色の染液になりました。


絹と豆乳で下染めしたサラシを絞り模様をつけて、水で濡らし、染液につけ込み60から70℃で20分よく浸します。


この時は、薄い黄色に染まっています。
その後、10℃の水田の泥に20分つけこみ媒染しました。



出して洗ってみると、絹は少し黄みのあるグレー、麹塵(キクジン)色、綿は鼠色。




ほとんど染まらなかった泥のみに浸けた絹毛混のストールと比較すると、雲泥の差(?笑)。
蓬で下染めしただけ、泥だけではそれぞれ、ごく薄い色にしかならなかったものが、合わせることによって効果が出て、
ニュアンスの違う美しい灰色2色に姿を変えました♪
普段記録用に用いているpccs(日本色研)では表しきれない微妙な色幅ですが、確かに違う美しい2色のグレー。
江戸時代、庶民の贅沢は禁止されてもシックな茶色や鼠(灰)色で
【四十八茶百鼠】〜シジュウハッチャヒャクネズミ〜
もの多彩な色の幅でお洒落や粋を楽しんだという言葉がなんだかピッタリくる今回の草木染めでした(^_-)
✩後日談✩
今回分量以上蓬が集まったので、残りを分けて持ち帰り、草もちや、菜めし、蓬パンなどなど春のお味にもなりました😋

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