AIT LABO DAC | 禁断のKRELL

禁断のKRELL

ハイエンドオーディオやヴィンテージオーディオを語っていきます。

 


 

AIT LABO DAC  2013年 ¥225,000~280,000

 

 

 

 

デジタル"革命"!

DAC下剋上!

聴けば分かる!

兎に角すごい!!!

 

 


米カリフォルニア州に1984年に設立された ESS Technology社の特許である
32-bit HyperstreamDACアーキテクチャー、タイムドメインジッターエリミネーターを
駆使した革命的DACチップ「ES9018」、Hi-End家庭用オーディオおよび
プロフェッショナルオーディオにおいて世界で最も優れたパフォーマンスを実現した
32bit D/Aコンバーターです。「ES9018」はダイナミックレンジ135dB、全高調波歪み率と
ノイズの合算値-120dBと最も優れたパフォーマンスを提供します。

 

 このESS社 ES9018をデュアルで搭載した超高性能機である。出音を聴いて
三秒で驚愕した!なんという高次元のサウンドレベルなのだろう!
圧倒的なS/N比がもたらす静寂感、写実的でリアリティーのある音で、
非常に明瞭度感に優れた音像が平面的にはならず、従来機とは比較にならない
リアルな立体感を伴い空間に浮かび上がる。間違いなく初体験のサウンドは、
16Bit 44.1kHzのCDの音がフォーマットが進化した以上の大幅な進化を見せる。
きわめて多い音数は小音量時にも鳥肌が立つ程の高精細な音場を披露する。
世の中のオーディオマニアの99%は未体験の世界だと思う。
超ワイドレンジなのに音が一切薄くならない!音場空間の雰囲気が一変する!
かつての世界最高峰DAC dCS Elgar+がまるで玩具のようだ!
脚色は全くなくニュートラルでフラットな音質である。緻密さを併せ持ちながら
厚みとメリハリのあるダイナミックな音調が愉しい。質感はかなりドライで、付帯音は極小、
軽快なスティックワークが弾くドラムの乾いた音の質感の高さに驚かされる。音色に変化の無い
シンセサイザーの「エレクトリック楽器」等の再現性に最も優れているが、
「人の声」のリアルさにもゾクゾクさせられる。DACに対する多くの方のプライオリティーは
スピーカーやアンプに対する期待値よりもずっと低く、かなりの高級機をお使いの方でも
安価なCDプレイヤーをご使用の方も多いと思う。そうした価値観を塗り替える
衝撃的体験でしょうね。筆者は試聴開始15分で注文の電話をしました。
数年振りに新品の機器を購入しました。 本州地域だと往復送料三千円程度の負担のみ
で貸出試聴機が借りられます。
ES9018搭載DACが大手メーカーから登場しないのは
二つ理由があって、大手メーカーは技術力低下で使いこなしが難しいDACチップの
性能を発揮できない。ペアで二万数千円程度の原価のDACチップですら採用できない
程大手メーカーの高級機(数十万)はシャシーの金型や外観のコスメティックな部分に
コストが傾注されていて部品代が削られ、音質が蔑ろにされているんですね。
価格帯が同じ30万クラスのESOTERIC D-07 (同時期にKRELL STUDIO 95万も)
から筆者は買い替えましたが、このDACも現行品の30万クラスではもっとも精細で
細やかな描写力があるのに、まったく相手にならないのに驚きました。
ES9018搭載機のまとめも作りましたので併せてどうぞ。

まとめ上位四機種のどれかひとつでも聴いてください。お願いします!

 

 

ES9018搭載機まとめ