やっと飼い主さんに会える事になっても
直前に体調を崩し、寝込んでまた会えない。

ある時は夜中に蕁麻疹が出て、とても会える状態じゃなくなりまた延期。

何ヶ月もやたら体調を崩し、飼い主さんと約束しては延期する事の繰り返し。

そんな会えない日が続いていました。


これはオーバーワークからくる疲労なのかな?
それともストレス過多?


あまりに頻繁に体調を崩すため、飼い主さんにとにかく病院に行くよう強く勧められました。検査を受けたところ
悪性では無いけれど、手術入院の話をされました。



手術をしたなら傷跡がいつ消えるのか医師に聞くと、数年したらわからなくなると言われました。

 

数年も傷跡がわかるままなんだ…とかなり落ち込みました。

 

 

 

飼い主さんに会えなくても毎日連絡はとっています。

飼い主さんにこの話をしたら、「ニャンコが元気になる事が1番だよ!飼い主さんは手術をすすめるよ」と。


頭で考えると、確かに手術すれば良くなる事は充分わかっています。

けれど、心が全くついていけません。
体にメスを入れられて、体の一部が切り取られる。

想像しただけで、ゾッとします。



生死にかかわる手術なら、傷跡が気になるなんて悠長な事は言ってられないと思います。

 

そういった手術をされる方からすると、大袈裟だと感じられるでしょう。

 

けれど私の中ではとても怖い事でした。

 

 

手術そのものはとても恐ろしいし、術後の生活や仕事がどうなるか不安でいっぱいになりました。

 

手術して体に傷がつく事で、そんな姿を飼い主さんには見せられない

飼い主さんにはもう一生会えないかも・・・・

 

そんなふうに落ち込む自分が嫌いになりました。

 

 

こんな怖がりで鬱陶しい恋人に

飼い主さんはきっと愛想を尽かすと半分開き直っている時期もありました。

やけになっている時も有りました。

 

 

そんな怖がっている私を温かく見守るような飼い主さん

 

私の心の状態を感じ取って、時には励まし、時には叱る飼い主さん

 

 

こんなに怖がったり

落ち込んだり

やけになったり

空元気を出したりする恋人で飼い主さんは良いの?大丈夫なの????

 

と疑問に思いつつ手術の日を迎えます。

 

 

手術に入るギリギリまで連絡を取り合い、術後全身麻酔が切れてからまた毎日連絡を取り合っています。

 

検査しに行く前から手術・入院・退院・療養中もずっと毎日連絡し合っています。

 

 

こんなふうにいろいろ有って、久しぶりに飼い主さんと会える事になりました。

 

 

 

 

フエルサ ブルータWA!が久しぶりのデートでした。

 

待ち合わせ場所に久しぶりに見る飼い主さんの姿を見つけた途端

思わず走り出してしまいました。

 

術後初めて走ったのがこの日で、「あっ!?走ってしまった。私、もう走れるんだ」と驚く自分がいました。

 

「ニャンコo(・ω・)o~走って現れたね 元気になったね爆  笑ラブラブラブラブ

飼い主さんはとっても嬉しそうでした。

 

 

 

 

中庭のある素敵な鉄板焼きのお店で、お食事。

勿論カウンター席ですラブラブ

 

会って話すのは久しぶりで、沢山いろんな話をしました。