2011年3月11日午後2時46分頃に発生した国内観測史上最大M9.0東北地方太平洋沖地震。
地震発生から3日が過ぎました。
この建物内で業務にあたっておりました。
地震発生の30分前には、卒業式に向けた最終打ち合わせの会議が、ペシャンコの二階で行われていました。
会議が終わり、教職員が教室から出払ったあと。
主担当課、イベント裏方の主担当者として、会議後の資料を回収しようと、二階の教室に再びあがろうか、、、それとも、忙しさのあまり取り損ねた昼食を買いに外に出ようか。
とりあえず、会議を終えホッとひと息つきたくて、喉を潤そうと別棟の自動販売機に飲み物を買いに行こうと、この建物から出た瞬間に地震は起きました。
その場に立っていられない、地面が割れるような揺れ。
飲み物を買いに外に出ずに、この校舎の二階に上がっていたら…
本当に危機一髪でした。
http://www.fukushima-college.ac.jp/
幸いにも、学生は春休み中。
ほぼ教職員のみの学内であったため、学生への被害は出ませんでした。
いつもmafu-blogに遊びに来てくださる皆様。
ご心配いただきました皆様。
私は無事です。家族もみな無事です。
ライフラインがストップしている福島市。
家族はとりあえず実家(西郷村)へ避難。
私は単身、福島市に残り、大学での業務にあたっています。
ようやく電気も一時的かもしれませんが復旧し、記事をUPできました。
これから、やるべきことはたくさんあります。
私にしかできないこともあります。
カラダが元気な身としては、しばらくは、全身全霊で、カラダからあふれ出す超持久的エネルギーをランニングではなく、被災された方々含め、復旧作業のために全力で挑みます。
私が働く環境・仕事は、「夢を育む場所」。
自身の家族ももちろん心配ですが、たくさんの親御さんからお預かりしている学生たちのためにも、全力で復旧に挑みます。
「夢」を抱いて卒業を間近に控えた卒業生。
これから「夢」を抱いて入学しようと希望の光を灯し始めた新入生。
卒業生を送り出す側、新入生を受け入れる側が元気がなくては、なにも始まりません。
私なりに、ただ全力で、駆け回ります。
全力で復旧作業に走ります。
しばらくは、本当のランニングはお休み。
復旧のためのランニングに全力を注ぎます。
ライフライン、電気関係も一時的かもしれませんがつながり、ようやくニュースを目にし始めることができました。
どうしていいのかわからない、様々な不安が、次々と浮上してきます。
家族。仲間。福島県。
今後、どうなるのか。
どうしたらよいのか。
とにかく一歩一歩、進むしかありません。
一日一日、一歩一歩。
+山と魂+ mafu