こんにちは
メダル村です
今回はハゼの巻。関東地方では朝晩はぐっと冷え込み、いよいよ本格的な冬の到来を感じます。12月19日の土曜日。食い渋りを覚悟の上で本日もちょっくらヨコハゼ運河を覗いてみましょうや。
さて、ハゼ釣り名人のN-OSSAN。両先輩とは初対面であります。緊張した趣きで両先輩にご挨拶を交わすN-OSSAN。竿六親方から「Nおっさん、今日はNOOSジャン、着てないの?」と突っ込まれていました(笑)
本日は食い渋りを想定して、次のタックルで挑むことにします。
■竿:竿六 ハゼ 和竿 大奥
■リール:プレミアムナスキー 500 HG ヨコハゼチューン
■ライン:プレッソ ナイロン4ポンド
■仕掛け:メダル村式ヨコハゼ地獄バリ 冬ハゼバージョン
■エサ:オレンジゴールドイソメ & パナメイエビ
前回まではPE0.6号にリーダーとしてフロロ6ポンドのラインでした。小さなアタリを敏感にキャッチして、即、掛ける釣りを想定したシステムでした。今回は感度を犠牲にして、伸びのあるナイロンラインを使用します。違和感を与えることなく、より深く食わせる作戦です。
また地獄バリは1本チューブ仕様とします。2本バリによるハイアピール化を狙い、チューブを使用しない下バリに違和感無く食わせる作戦です。上バリにケン付き流線8号、下バリにケン付き流線7号を使用しました。
上下にパナメイエビを装着して実釣を開始します。風が非常に強くて寒く感じます。水温も低く、川底で縮こまっているハゼの姿が目に浮かびます。
開始15分。大奥のしなやかな竿先がわずかにお辞儀をしました。
ツン♪
ビシッ♪
グビビビビィ~
ナイスなヨコハゼがきました。アタリは手元まで響かず、竿先がわずかにお辞儀をする程度でした。ハリ掛かりした大型のヨコハゼは、全力を振り絞って底へと突っ走りました。
この1本で…
満足であります!
ここでレベル1さんが到着されました。前夜、遅くまで和竿作りに没頭し過ぎて到着が遅れたとのことです(笑)
レベル1さんと竿を並べて再開します。レベル1さん自作のレベ1竿3。なかなかの仕上がりです。自作の竿で釣ると、釣りの楽しさが膨らみますね。
しかし状況の方は芳しくなく、その後が続きません。ハゼはいるのでしょうが、なかなか口を使いません。ナーバス過ぎるヨコハゼ。完全にマニアックな釣りの領域に突入しました。
渋過ぎても…
楽し過ぎます!
広範囲に探り続けると、ブルッと明確なアタリが響きました。
グビビビビィ~
ヘッドシェイクしながら上がってきたのは、メガウロハゼであります。
パワーはヨコハゼに負けるとも劣らない、元気の良いメガウロハゼでした。
開始2時間。ヨコハゼ1本。ウロハゼ1本という厳しい釣果です。一方のハゼ釣り名人のN-OSSANは良型ヨコハゼ4本を釣り上げました。N-OSSANの名人たる由縁はこちらの記事をご覧ください。
ここで方々に散っていたハゼ釣り仲間が集まってきました。皆、強風と食い渋りのハゼに悩まされたようです。
ここで早めのランチ休憩であります。
上下にオレンジイソメを装着して午後の部を再開します。ここのヨコハゼは型が小さいものの、明確なアタリが大奥に響きました。冬ハゼとは思えぬほど、活発にオレンジイソメを追いました。
アタリが続きます!
小一時間ほど釣ったところで、本日の釣りは終了しました。午後の部では数を稼ぐことが出来ました。
おぅ
今日も世話になったな~
またくらぁ~
本日の釣りを総括します。ハゼはより神経質になり、魚影も薄くなってきました。そして捕食のタイミングが冬型になってきました。ついにシーズンオフに向けてのカウントダウンが始まりました。
ナイロンライン4ポンドですが、こちらに変更して正解でした。トラウト用のオレンジに着色したラインで、細さも丁度良い感じでした。PEより食い込みが良いため、多少アワセが遅れても結果としてフッキング率が向上した印象です。つまりショートバイトを獲るのではなく、ショートバイトをロングバイトに育成してから獲るという発想です。シーズン中盤はPE、シーズン終盤はナイロンが適正と考えます。
1本チューブ仕様の「メダル村式ヨコハゼ地獄バリ 冬ハゼバージョン」ですが、この時期のヨコハゼには良い仕掛けでした。ほど良く絡まらず、ほど良く食い込みが良い印象で、冬ハゼにも違和感なく食わせることが出来ました。
冬ハゼ攻略…
楽し過ぎます!
今季の最後になるであろうヨコハゼの天ぷら。
さて、あと何回ヨコハゼ運河へ行けるでしょうか?年内釣行は微妙なところであります。
それでは
おしまい