『アンガーマネジメント』は、自分の怒りとの付き合い方を教えてくれます
(テレビで知り、数冊の本を読みました)



どのような時に『怒り』を覚えるのかは人それぞれです

それを自分自身でわかるように言葉にしたり、表にしたりします

自分の傾向がわかると、同じような場面でのトラブルを回避できるようになります

『~べき』という、その人の思いが『怒り』と強く結びついています



例えば
『時間を守るべき』の思いが強い人は、時間を守らない人に対して強い怒りを覚えます
『時間を守らない人には怒っていい』という思考です
その思いをそのまま遅刻した人にぶつけてしまえば、人間関係にヒビが入る可能性もあります

なので、その自分の『~べき』を把握して、怒りの伝え方を学び、実践することで、より良い人間関係を築くことができます

遅刻した人に
『私は待たされるとイライラしやすいので、次は気をつけてほしい』など、相手を責めるのではなく、自分の気持ちを伝えます


ただ、以下のような方は注意が必要とありました

ーー  要注意! 4つの怒りの傾向  ーー
強度が強い
・怒った時に自分でもコントロールできないほどの強い怒りを感じる
・怒り出したら止まらなくなってしまう
・一度怒り出したら制止できないような激しい怒りを出してしまう

頻度が高い
・いろいろなことで頻繁に腹を立てる
・いつも不機嫌に見える

攻撃性を持つ
・怒ると相手を責めて、傷つけるようなことを言ったり暴力を振るったりする
・自分を責め、自分の心や身体を傷つける行為(過度な飲酒、薬物依存など)をする
・物を壊す、物にあたる

持続性がある
・一度怒るとしばらく怒りがしずまらない
・しばらく口をきかない、不機嫌が続く…など、根に持つ
・過去のことを思い出し、その時の怒りが湧き上がってまた怒り出す

《怒らない伝え方 戸田久実 著》より
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上記の人たちは、アンガーマネジメントを学んでも、なかなか手ごわいと、私はわかります



なぜなら、潜在的な心の不具合が大きい可能性が高いからです


イライラした
悲しかった
腹立たしかった

など、普通の心の毒はリラックスしたり、休んだり、時とともに解消されます
自然治癒力が働くからです

『潜在的な心の不具合』は、自然治癒が効きません

5歳までの愛の蓄積不足→自己肯定感が低い→有効な気功《愛05》

2歳くらいまでに怖くないものを怖いとインプット→日常生活でも心がザワザワし、何となく怖い、強いこだわり、常にイライラ→有効な気功《異常反応の解体》

強い落ち込みから立ち直る時に作られる固着した悪意→『無差別の加害欲求』で、誰でもいいからやっつけたい願望を持つ。過度な復讐心、嫉妬心、同情心にもつながる→有効な気功《固着した悪意の解体》


これらの気功は、一義流気功の小池義孝先生が開発されました


子供の時から自分の取り扱いに困っていた私は、自己啓発や、アドラー心理学、短歌などなど、とことん自分と向き合うことで、自分の気持ちを見つめ、理解しようとし、他者への気持ちの伝え方を学び、なんとか良い関係を築いてきました



『潜在的な心の不具合』という概念は、その頃の私にはありませんでした
まだこの概念は広く知られていませんので、この概念にたどり着いた人は、自分への意識の高い人です


平成13年に開発された『愛05』という気功により、外から後付けするのでなく、内からにじみ出る強い自己肯定感を実感することになりました

『異常反応解体』は、常に心の毒が生み出される母体を無くしてしまいます
異常反応の割合が多い方は、自分の中にもう一人の悪の自分がいるような感覚です


『固着した悪意の解体』は、復讐心、嫉妬心、同情心自体の発生が緩やかになり、自己を抑制することなく『怒り』を出しても、浅く、長引かず、弱くなりました

気功後は逆に『怒り』をそのまま出すことで、自分の中に何もなくなってしまうので、心のままに怒ったのにもかかわらず、他者との関係が良くなる経験もしました



『心のままに怒る』なんて、気功を受ける以前の私には、とても怖くてできませんでした

上記の『要注意、4つの怒りの傾向』に当てはまる部分が多かったからです


思った以上に力が入ってしまわないか、ひどく人を傷つける言葉を発してしまわないか、他者との関係をうまく築けないのではないか、いつもそんな不安がありました



アンガーマネジメントは、怒りを上手に抑制、解消できる優れた学びだと思います


でも、この気功を受けた後には、更に深くまで理解できると思います




目お越しいただき、ありがとうございました目






おのだはるな