わたしは

物心ついた時から

人に相談することがなかった




親にも

兄弟にも

先生にも





大切な時

迷ったことはない






結婚も間違いなかった





どんなことがあっても

生活を支えてくれる夫

決して同調しない夫

自分の好きを貫く夫

子供をたくさん欲しがる夫






憎かったこともあった






それは

自分を憎んでいたから










信じられなかったこともあった








それは

自分を信じられなかったから







自分を許したら


どんな夫も許せる







自分を愛したら


どんな夫も愛おしい





 


それは

とても幸せな家庭






みんなが出かけていくのも嬉しいし


みんなが帰ってくるのも嬉しい


家族団欒があってもなくても


家族が羽を休める場であればいい





わたしがゆっくりできる場所は


みんながゆっくりできる場所になる







そして

夫は




なんでも相談できる人だったと知る