25話+OVA、観ましたん。
一定以上にブッ飛んだキャラのいない、割と正統派なラブコメもの。観始めて早々に気付いた。「この原作者、女性だな」って。
ことラブコメというジャンルこそ、原作者の性別が顕著に表れると思っている。
まずラブの部分では、露骨な暴力シーンと気持ちのすれ違い的なエッセンスは女性にとってマストのようだし、コメディ部分では苦笑い以上にならない独特のセンスを感じてならない。「インコちゃん」の存在意義など終始ハテナ。そういう特徴の濃ゆい「とらドラ!」だったから、間違いなく女性の創作物だと確信は早かった。
んでそれが俺にとってどうかと言えば、ナシなんだよなー。盛り上がるべき部分は建設性に欠けて感情移入しにくいし、なによりあいつがあいつを好きだという構図がコロコロ変わり、日常ベースだけがどんどん複雑になっていく感じ。正直観てて疲れるパティーンだ。
いっそOVAくらいラフな内容
一方キャラはそこそこ好きだった。
特に主人公「竜司」の主夫力や正当性、お節介焼きな感じとか。後半かなりバカになっちゃったけど、まあ許容範囲内。母親の「やっちゃん」も可愛かった。
ちゅーこって、65点。
OVAだけ独立採点するなら75点。