まあ剣道ですからね。一応リアルの経験者というか今尚トラウマを抱えている闇歴史がある以上、これは危険かなとは思っていたけど。割と結果オーライだった感じ。
なんせアニメだから、非日常なドラマ性とかのSF要素はいいっすよ。けどまあちょいと目に余る剣道への勉強不足は多く目に付いてしまったかなー。せっかく「小手抜きからの面を避けつつ被せ面」なんてファンキーなハイライトシーンにはグッときたのに、基本的なコトが雑過ぎ。
柄が真っ白な竹刀ばっか。カーボンはダメージが高いからと使う物では無い。女子の突きでフっ飛ぶヤンキー男子。片手面で一本。面を打って左に抜ける。右足の皮が剥ける。袴の中からケータイ。上段に対して構えがなっていない。とかとか‥。割と剣道中心なんだから、こういう細かいとこはちゃんとしてくれないとねえ。
反面良かったのは気合い。
恐らくここが一番萎えるんじゃないかと心配していた剣道特有の「気合い」だが、役者さんはよく勉強したんだろうなー。特に主人公「たまちゃん」を演じた広橋涼ちゃんのとか、マジで臨場感のある気合いを見事に演じられていた。カッコ可愛いさ炸裂!
部分的にコメディシーンもツボだったり
ちゅーこって65点。良くも悪くも経験者も観れる作品です。