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全12話、ががんとす!

本家「ソウルイーター」のアナザーストーリー。時期的にはメデューサの登場前で、「死武専」の2軍である「ノット」クラスが舞台。何気に好きだったキム&ジャクリーンの登場とか多くてホクホク。
こっちは日常系のコンセプトが強いようで、作風としては俺好み。ただ本家の放送が2008~2009年だったのに対して今作は2014年のものであるから、「シリーズ」を意識すると、キャラデザをはじめとした一新要素は結構違和感ではあったけど。

さてヒロイントリオ。
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んまあ突出した個性は感じなかったものの、12話という尺を考えると丁度良くもあって。「死武専」の世界観を壊すことなく表現された日常要素は上手かったなあ。不意に東北訛りが出てしまったヒロインのつぐみたんにはアレなボルテージが瞬間沸騰したものの、うまいこと他要素がマイルドに中和してくれた。

ただこれ、ちょっと商業っ気が強くないすか?
ほのかに漂う百合&薔薇要素、ガチな声優配陣、キャラの露出シーンなどなど。特にオリジナルでは頑なに規制されていたパンチラシーンの使用には、良くない方向で「一線超えてる」と確信した。「見えそうで見えない」は徹底されてこそ価値があるもので、たった一度の過ちすら許されないのだ。またそれ以前に本家でのハイライトシーンである「かぼちゃパンツ」
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が超えられない事くらいは承知してもらわないと困る。そうした一部分の、実に野暮ったい演出には遺憾。

パッケージとしてはホント上手いんだけど、いまいち煮え切らなかったかなー。EDテーマを担当されていた大森祥子先生以上のトキメキには出会えなかった。
75点。