夏の香りに誘われて。「グラスリップ」全13話、観ました。
仲良し5人組の前に現れた転校生をキッカケに、ちょっと不思議な力?に覚醒した高校生の青春ラブストーリー。
うーん、コレはいただけなかった。主人公の透子ちゃんが可愛かったので
スタート時こそ前のめり気味だったものの、中盤にはもう面倒臭くなってしまった感じ。若者らのラブそのものだけなら兎も角、当初「SF?」と思わされたハイセンスな演出が鬱陶しくて大変で。ちょいちょい挿入された意味不なカットはキャラクターの心の動きを視覚化したってコトなんだろうけど、良く言えば文学的なソレも、今作については制作側のマスターベーションなんじゃね?「分かる人だけ観てください」とでも言いたげなほど、視聴者へ配慮の無いマイペースな作品だった印象。
そういうスタイル、大嫌いです。エンターテイメントとして最低の姿勢だと感じた。
大好きなアニメというメディアでこうい作品が存在する事自体が悔しいもんだから、意固地になって付き合っただけ。それで結局残ったものは疲労と憤り。まあ不毛な時間でしたわな。55点。