チキンカツなどを揚げてみて、徒然に思ったこと。
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「カツ」のメジャー選手と言えば豚肉の「トンカツ」で、やれ試合や受験など学生を中心としたゲン担ぎとして重宝されがち。「勝つ」と「カツ」を掛けた他愛も無いルーツだけど、じゃあ「トン」は?という反逆精神がムクムク。

辻褄を合わせるなら「野郎な僕だけど、今日はママンのトンカツを食べたから、きっとお受験には勝つはずだ。そして春からは憧れのアニ研に入って、充実のハイスクールライフを送るんだ。は、初めてのお友達できるかな?ドキドキ。」というシナリオくらい「トン」の汎用性は低い。
その点「チキンカツ」ならば、「チキンな自分に勝つ!」というシンプルで嫌味の無いメッセージを込められると言うのに、なんだか豚には勝てない闇の圧力のようなものを感じて仕方が無い。「カツ」の歴史を紐解けば、「牛」や「鶏」の方が先輩デビューしているから、ますます謎は深まるばかり。

これを平和的に解決するなら、豚と鶏をセットにすればいい。それなら「チキン野郎な僕も勝つ!」と、上手くまとまるではないか。まあそんな野郎はカツとか食う以前に、自己啓発セミナーにでも通った方がいいと思うけど。