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終わってしまいましたねえ、「天使の3P!」。全12話。

孤児院幼女が院の再興をキッカケに、バンド活動をしていく話。この設定だけで230点は固いところだけど、正直イマイチでしたねえ‥_| ̄|○

コレはかつてない経験で、原作のラノベで予習してしまったという特例が良くなかったのか。
原作は面白かったんですよ。原作者蒼山さぐ氏の良さが炸裂していたんだけど、アニメは情報量が足りな過ぎたように感じた。
まずはアニメーションの存在意義と言える作画だが、1話以降の失速ぶりは何だ⁉︎せめて最終話くらいは気合いを入れ直すだろうと思っていたが、それもありませんでしたね。上手いとか下手とか手抜きとかでなく、“つまらない”画が続きまくった。なんかバランス感がおかしかったり、そうかと思えば無駄にエロいシーンをバンバン突っ込んできたり。
次に音響面だが、そもそも「音楽」というものの具現化はハードルが高いとは思っていたものの、やはり振り切れるほどの感動は得られず。唯一島のライブステージで奏でた空たんヴォーカルによるあの曲は毛穴という毛穴が開いてしまったが、他は普通だったというか。
また声優さんもなあ‥。コレはヒトコト、イジメ方が足りなかったんだと思う。別にスパルタ指導をしろという訳では無く、もっとキャラに感情の幅と頻度を高めてあげないと。メインの3Pが良い子過ぎて、ライバルの登場に対してのっぺり感が強くなってしまった。その点を変な風に考慮してしまったのか、ライバルメンバーを務めた「ロウきゅーぶ!」声優さんたちはトーンを落とした声色で残念。全員声自体は可愛いのに、それを引き立たせる環境に乏しかったと言わざるを得ない。そんな点でも空たんは秀逸だったので、なんか本編よりエンディングのオマケシーンの方が楽しみだったりした。
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こうなると流石のおじたんも擁護しきれなくもなり、70点がいいところか。OPテーマはジワジワ好きになったから買うけど、それでもやはりEDは好きになれなかった点も含めて。
「ロウきゅーぶ!」と違って、コチラに2期は望めないよなあ。原作で楽しもっと。