ひょんなキッカケから思い出した。PCゲーム「卒業」。
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なんかもう人生どうにもよくなっちゃって、取り敢えずゲームばかりやっていた高校2年生の時は、「これからの時代はパソコンである!」という実は的を得ていた当時の詭弁により、うまく婆さんを丸め込んで買わせたPCがマイブームで。
当時は「PC98シリーズ」や「X68000シリーズ」が主流だった中「なんか運命を感じた」という根拠の無い理由により、富士通からリリースされた「FM-TOWNS」をチョイス。これがもうどうしようもないほどゲーム機としても終わっていたブランドとなり、よもや1年ほどずっと「信長の野望」のみをプレイすることになるとは思わず。

その後溢れ出して止まない少年のエロスと新天地への興味とゲームスキーのパッションが相まって手にしたのがこの「卒業」だったワケだが、予想に反した非エロ仕様であった事に対する憤り以上に、それまで経験したことのない心の充足感を得ちゃったよねえ。
ゲームは確か新人教師として赴任した先で出会った5人の少女を育成するものだが、この少女達の名字が「ザ・ドリフターズ」のメンバーと同じことを早々に気付いてしまい、なんか感情移入し易かったんだよなあ。

そんな経験も今から25年近くも前に遡り、うっかりネットに見つけたテーマ曲にも胸が熱くなったが。

ここで重要な事に気付いた。
推しキャラは紛れもなくまみたんだったのだが、
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メンバーの中でダントツのロリっ子。あ‥あれっ‥⁈
いま“こう”なってしまったのはここ数年にデビューしたアニメがキッカケだと思っていたのだが、そんなのより遥か以前既に立派なローリングストーンズを確立していたのだ。むしろこのゲームで覚醒した可能性が高く、「卒業」というよりは「入学」してしまった気さえする。

他メンバーの声優さんもそうそうたる顔触れの中、ヤンキーキャラの新井聖美
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つい先日亡くなられた鶴ひろみさんが担当していた。そうなると、なんか色んな意味で感慨深くもなったよ。

ちょいと調べたら、この卒業は「ギャルゲーの祖」とも位置付けられているらしい。「ギャルゲーとか経験無い」とも思い込んでいたマイキャリアだったが、とんだ世間知らずだった。しっかり最初を押さえてんじゃん。
ずっと「ノンケ」だと思ってきた自分だが、自覚が無いだけのオタクだったよ。