キャンプたるもの、食事は自炊である。また聖地キャンプともなれば地産地消マインドに則り、地域にマネーを落とすのがオタクの嗜みというもの。
なので一切の食料品及び備品は敢えて用意せずに地元のスーパーを訪ねたのだが、そこはアニメでも有名な「ゼブラ」一択になってしまう。

しかし言ってもたかだかスーパーへ行くのに山道有りの片道50kmを走らされるとも思っておらず、到着しただけでまたもやなかなかの達成感が。
況してやここはあおいちゃんのバイト先なので、当然居らっしゃいましたよね。
グッズコーナーも設けられており、食料と愛の充填完了。
実際はこんな“ありがち”なキーホルダーやステッカー類だけでなく、Tシャツやジャージなどの衣類などそこそこ単価の高いものも取り揃えられていたし、なかなかの売れ行きであることもうかがえた。
しかしこちらも“やはり”の駄メイツがウロウロと徘徊してくるので、普通に居心地は悪かったんだけどね。不思議そうな顔をして商品を眺めるジモティらしき婆さん達は面白かったけど。

さてここからキャンプ場に帰るんだけど、また1時間くらい走ったよね。でも結果的にこうせざるを得なかった気もしたのは、道中スーパーが全然無かったのよ。基本的に山と農地の連続で、商業施設が滅法少なかった。元〜屋らしきボロボロの廃屋が多かったあたり、この地はゾンビとかに一度ヤラレてるんじゃないか?とかの妄想談義のネタとしては良い感じだったけれど。

つづく