調子に乗って食い過ぎた前日が祟り、夜中と早朝にモリモリウンコを放出する羽目に。便所は共用の場所があり徒歩3分ほどといった所にあったが、そこを往復する際に目に入る他の客に気になるのがいて。

男のソロキャンプ(コテージ)だとばかり思っていたそいつだが、デッキに小さな生命反応あり。専用のテント型ゲージに大人しく佇んでいたそいつは、チワワ。それって‥チクワだーっ!
全くノーマークだったが、こいつはしてやられた。生き物同伴とはレベル高え。オタク、恐るべし。

手際良く片付けを行い、新しい一日の始まり。過脱糞効果も手伝った腹ペコをやっつけるべく朝メシ確保に出発するも、これがマァ苦戦することに。
それなりに飲食店はあるものの、なんか11時オープンのとこばっかりなのよ。辛うじて存在したコンビニにだけは頼ったら負けという旅モードもあって、ようやくメシにありついたのは、結局11時過ぎになった。そこでカツカレーをがっつく息子、天ぷらうどんを食う俺。自分達の大切なプライドを汚してしまったことは、お互い触れないまま食い尽くした。

よしスタンプラリー続行!聖地の核に近付くべく、一路「身延」へ。
まずの身延駅ではそれなりの案内コーナーがあって、
一般人に迷惑を掛けないようおずおずとハアハア。また駅前は小さな商店街のようにもなっており、名産物や土産物の販売がやや盛ん。ここでのセルフミッションとしては「身延饅頭」を食うことの他はなく、それを売るいくつかの中からチョイスした店がまたビンゴ。
えなたんいたー!
初日にコンプできなかった唯一の存在をフィーリングで引くこういう瞬間こそ、オタクのセブンセンシズ健在の証。あんま期待してなかった「身延饅頭」からは想定内の満足を得つつ、それよりもキャラが登場した土地の景観にうっとりしつつ、さあスタンプを稼いでいくゾーの気運モリモリ。


つづく