「七つの美徳」70点。
ショート枠いっぱいに美少女達の局部を映し出す分かり易い抜きアニメだが、コレはコレでアリ。ストーリー性などは最低限として、兎に角スケベに徹する姿勢は潔くもあった。しかしそれが故にアウトを確信したのは、「全年齢推奨」だということ。布一枚あればいいのか。そんな馬鹿な。

「となりの関くん」30点。
何度もトライしつつ、その都度挫けて視聴断念してきた。遂にケジメをつけるべく受け入れられた4連休が偉大。てな具合で、内容はクソでした。自己陶酔の激しい原作者の寒い感性が溢れんばかりで、心底気持ち悪かった。その点はアニメ監督も同罪で、唯一の希望は花澤香菜ちゃんだけです。

「メイドインアビス 深き魂の黎明」90点。
やや懐かしきグロカワな世界に再び触れて、また「ふおぉ‥」となったよね。いや、本当にあの世界凄いわ。頭は大混乱なので心で感じようとするんだけど、それすらもままならないほどの視覚情報量。こうなるとリコが絶対指針であることにも気付くという、出来過ぎ設計に震えるよね。

「ましろのおと」80点。
王道のスポ根文化部モノだが、これまたなかなかのニンマリ仕立てだった。なんせ東北訛りが飛び交うムードが好みだったのと、三味線の音が心地良くて。キャラ的にはあろうことか、梅子が最カワだったなあ。最悪を覚悟して尚解放したエゴが最高で、あれこそある種ヒトの到達点とも感じた。

「美少年探偵団」85点。
久しぶりな気がしたシャフト作品だが、これまた仕上げてきたなという感じ。高クォリティなシナリオと作画にヤラれ、不覚にも「美少年もええやん‥」という気にさせられた。クセのある新房演出には未だに抵抗があるけれど、「まりあホリック」で魅せた親和性を再確認した感じもあった。

「エルドライブ」75点。
行き当たりばったり感の連続だけど、それが妙な面白さになってるパターンのやーつ。キャラデザなども特に褒められるモノではないが、それさえも味となる絶妙な要素はあった。どうでもいい日常の方が面白かったので、シリアス具合を減らしてくれたら更に加点してたところ。

「探偵チームKZ事件ノート」80点。
割とアッサリ仕立てだったけど、その分シンプルの良さみたいなのが光った作品だった。あーやの薄い可愛さがツボだった事を思うと、もう少し小学生期が長かった方が好みではあったが。15分16話という変則的な時間構成だったけど、それも上手く使えていた印象だった。

「僕のヒーローアカデミア」75点。
4期までの総評。あんまり好きじゃないジャンプモノの域は出ず、それ以上でも以下でも無かった。女の子キャラも多いけど、琴線に触れるレベルでも無くて残念。悪役サイドが薄っぺらいせいでヒーローモノとして緊張感がイマイチで、全体的なシナリオのバランスを悪くしてるとも感じた。

「DOUBLE DECKER!ダグ&キリル」90点。
ヒロイックでコミカルで、パワフルでオシャレだった。面白かった!音楽も好みだったし、女の子も全員可愛くて大満足だ。「タイバニ」で得た信頼感にバッチリ応えてくれた格好となったが、唯一物足らなかったのは幼女不在という重大要素。ここさえ押さえてくれたら神の領域だったのに。。

「劇場版 幼女戦記」55点。
なんや、あのメアリーは⁉︎あれほど不愉快なキャラと出会ったのも久々で、お陰で全体の印象がグッと落ちた。兼ねてから葵ちゃんはやみんの可愛さだけで視聴してきたものの、もう完全に愛想が尽きた。今後このシリーズは観ない。この原作者とは、よほど相性が悪いと痛感したわ。


アタリとハズレの差が大きい最近だったなあ。ちょっとアマプラは観尽くしちゃった感じがあって、最近はU-NEXTを漁ってたりします。この分だとそれにも満足せず、「ストーンオーシャン」をキッカケに、冬からはまたNetflixと契約しちゃいそう。

まだ多少春アニメの完食を残している中、夏アニメは「メイドラゴン 」と「ジャヒー様」だけ観てしまっている。
「メイドラゴン 」は確信していたけど、ノーマークだった「ジャヒー様」の心地良さも尋常でなく幸せ。「ウマ娘」効果も相俟って、いよいよ大空直美ちゃんのブレイクが確実となる予感しかないぞ。