すみません、このところホロライブの話題ばっかりで。しかし最近は専らそれしか嗜んでいないので、不可抗力かつ自明の理ってやつですわ。

今日はですね。そんなホロメンの魅力で語らずを避けられない、“歌”について書こうと思っちゃった。

 

“ホロ歌”は基本的に疲労やストレスが積もるほどココロに効くモノだけど、そうなると基本かつ鉄板枠として拠り所となったのはルーナたんでした。


 

「ロリ声ソムリエ」を自負する自分としては、早期より推しが確定していたルーナたん

同系の推し枠にみこちぺこちゃんという強メンバーもいるのだが、流石の彼女らも今一歩ルーナたんに届かない。喋くりと歌では声質が変わる人の方が多いじゃないすか?その点ルーナたんの不変ぶりは群を抜いて突き抜けており、基本的にどんな歌であっても舌っ足らずな幼女ムーブを保ち続けるのだから素晴らしい。

ある意味その代償となり得る音程やリズムだが、そんなのどうでも良くなるのがルーナたんの真骨頂。いやむしろ原曲の片鱗が見えない時ほど、ルーナ節が炸裂していると評価すべき。父性に覚醒している既婚者やそこそこの年齢に達したメンズはマストでチェクすべき存在と強調もしたいが、ルーナたんのは“歌”というか“お歌”だ。終始ニコニコで手拍子を添えながら見守り続けられるという、癒しの頂点に君臨できるポテンシャルとパフォーマンスを兼ね備えている。

またなぜか彼女の選曲は、44歳の俺なら殆ど知っているラインナップで熱い。40年~20年ほど前にリリースされた曲を次々と歌う姫に当初は違和感すら感じたが、そういう事を考えてはいけないと次第に改めていった。そんなのもどうでも良くなる程脳を溶かす音波に身を委ねるのが、正しい視聴スタイルだと主張したい。

 

そんな姫一択のホロ歌ライフを過ごしてきた自分にあって、近頃革命が起き始めている。

ゲロカッコイイ娘たちもスゲー!

 

“姫歌”とは対極のポジショニングとなるアティスト性の高いカテゴリーに於いてでも、荒んだ中年マインドを激しくシェイクするメンバーが居る。

そんな枠でまず紹介したいのがぐらちゃん

「ソムリエ」癖が抜けきらない趣向となるが、ぐらちゃんが醸すカワイイとカッコイイの奇跡的なバランスがヤバい。

 

ことミュージックに関しては英語コンプレックスが強い俺だからなのか。取り合えずEnglishを放たれるだけでもヤラれがちであるが、彼女の場合はそこに混ざったキュートの比率が絶妙で困る。なんなら普通に原語版のJ-POPも多く歌うぐらちゃんだが、ある種の完成形である声質はもとより、歌いまわしやイントロに挟むアドリブもまた超絶にカッコカワイイのだ。

最早世界一のVtuberの座に君臨したぐらちゃんの魅力は、こうしたところでも説得力十分だと言える。山下達郎の「RIDE ON TIME」など一度聴いてほしいよ。マジで。

 

次はカリオペちゃんかな。

 

彼女の真骨頂はRAPだが、これはお世辞抜きにプロ級だ。嘗て当ブログでも綴ったが、RAPに関しては結構ウルさい俺でもベタ褒めしたいレベル。ここまで来ると、もう別にVtuberとか関係ないじゃんと。普通に歌だけでも生計が立つじゃんと感じる完成度が、不思議な可笑さと感動を伴ってしまう。

上記ぐらちゃんとコラボした「KING」なんかは特にヤベー。キレのあるパワーRAPを惜しみなく繰り出すカッコよさも尋常でないのだが、それでいてぐらのキュートと調和するあのセンスは何だ!?この「KING」でガツンとヤラれ、それまでどこか敬遠してきたボカロ曲にも興味が出てきたよ。

 

しかしカッコ良さで評価するならば、おかゆがダントツだ。なんならコレが書きたくて、今日のブログを始めたまである。

 

正直おかゆに対しては、歌を聴くまで特別な興味を抱いてこなかった。しつこいようだがロリ声至上主義をアイデンティティとする自身なので、おかゆが守備範囲から漏れてしまうのは分かって欲しい。

彼女のボイスはのんびりだがマッシブでもあり、「おにぎりが好き」などと公言するキャラ性もあって、勝手ながらメスの山下清的な印象でしかなかった。あんなにどもらないけども。いつか睡眠導入に良いのではないかと閃き、彼女のゲーム動画などをたまに活用した程度のポジだった。

 

ところがだ。画像の「乙女解剖」を聴いてしまって、即ズキューンとなってしまった!この手の衝撃は形容し難いものでもあるが、誇張抜きに10年に1度あるか無いかのものだった。

この際具体的に挙げますけど。俺ヒストリーでロリ声以外の女性の声にここまで興味をもったのは、野宮真貴さん(ピチカート・ファイヴ)、秀島史香さん(DJ)、に続いて3人目なんだ。リアル年齢から換算すれば、10年どころか15年に1人のレアな存在となってしまった。

チョケたオリジナルソングの存在が心底悔やまれるほど、おかゆは“ジャズ味”の効いたメランコリーソングとの相性が異常過ぎに良い。天性ってこういう事だと痛感している。カワイイ娘がカワイイにハマるとすぐ泣ける体質だけど、そうではないもので泣いたのは初めての経験だったかも知れない。すっかり心酔してしまった。

 

こうして予想も期待もしていなかったホロの側面でまた新たな感動も得てしまい、気化してしまいそうな心持ち。

今日は日中珍しくパパもママも居なかったのをいいことに爆音おかゆに浸っていたんだけど、外で犬がめっちゃ吠えてた。アニマルにも何かを感じさせる性質を秘めている可能性もあるね。