私は職人型、なんだろうなーぁ。。 | ピアノのエチュード

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みなさま こんにちは

先日、ザ・リハーサルコンサート(通称リハコン)が終わって、例のごとく、撮ったヴィデオを見て、You Tubeに出して、
リハコン直後に、ホールの下のカフェでいつもある打ち上げの時、みんなの話したことなど思い出して、、、、、、、、、

自分の音楽家としての素養を振り返ってみる。

以下、独り言です~(≡^キスマーク^≡)、
開始ダウン

UFO

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単刀直入に言うと、自分が職人気質であることだけは、確かなんだなあ。

やればやるほど上手くなる。次に作るものは、もっと上手くなる。歳をとればとるほど、見えてくるものがあり、それが楽しい。

で、せっかく、一生懸命作ったものを、みんなに見て欲しいという思いは、ものすごくあるんだけど、

その分、一番いいところを見せたい、と思うから、、、、発表会はストレスでもある。しかし、発表の場がないのもストレスだ。

最近、職人気質の他に、アイドル気質とか、先生気質とか、、、他のタイプの人が、世の中にいるような気がしてきた。

アイドル気質というのは、舞台の上に立ってさえいれば、水を得た魚のように生き生きとしていて、とにかく楽しい。その楽しんでいる様子は、舞台の上でキラッキラ輝いている。
でも、少し大雑把でガサツで準備不足であり、しかしそれを全く気にせず、困っても、何とか、ひょいっとその場で乗り越えてしまう。

先生気質というのは、みんなに慕われる性格と、みんなに賛同される音楽に対する考え方を持っている人。

その3つをバランスよく持っていれば、一番いいのかもしれないけど、大概の人は、どれかに傾いていて、私は職人気質に傾いている。

だから、以前、私は、ドイツでコンサートを数回させてもらった時、何しろ、急に企画した人から話が来るものだから、何とか弾ける曲を数日で用意し、弾ければいい、、、程度の演奏をした後、、、、私は、時間があったらもっと上手く弾けるのに、この程度の演奏で演奏会になってしまったことに、非常に不満を感じていた。これは、嫌だ!と。しかし、他人が企画し、弾かないかと誘ってもらうのだから、いついつと、急に言われても仕方がないのです。自分で、これこれの日に演奏会をする、と決めて、自分でお客さんを集めるのなら、十分に時間がとれます。でも、たくさんの曲を同時に、一番いい状態にまで仕上げなきゃいけない。これは、大変すぎて、普通の、練習時間が1時間ほどの生活をしたかったら、不可能だ。

で、帰国してから、リハコンに出してもらえるようになり、定期的に3か月か4か月に一回あって、弾けないならパスするのも自由で、10分ぐらいの曲しか弾かないから、曲の選び方次第によっては、十分に仕上げて出ることが可能であり、私の職人気質にぴったりだったのだ。

だから、今後も、このリハコン、大事にしよう、、、、、と思ったのでした。

もちろん、リハコンには、職人気質ではない人達も多く出ていて、とにかく何でもアリ、楽しくやりましょうよ!(^^)ね、いいじゃない!そうよ、それでいいのよー(^-^)/という心温まる音楽会であるところが、いいのです。

で、私は、なんだか、今まで、自分がアイドル気質なのか先生気質なのか分からず、宙をさまよっていて、そのために、アイドル(=演奏家)や先生になることにも憧れたりしたのだけど、なんだか、今になって、ああ、自分は職人だったんだ、と思うと、安心して、そうだ、とにかく、どんどん曲をもっとよく弾くようにして、何らかの発表する機会があれば、それでよかったんだなあと思って、今後もそういう風に生きて行こう、、、あるいは、そういう機会を今後も自分で作っていこうと思うようになったのでした。。。。

独り言、おしまい。

ちちんぷいぷい。。。。。。宝石緑宝石紫宝石赤

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というわけで、ここまで読んで下さった方、誠にありがとうございました。

今回も、リハコンで弾いた時のYou Tubeを貼ります。
メンデルスゾーンの春の歌と、リストの即興ワルツです。



このメンデルスゾーンを弾いたとき、、、ああ私は、ついに、自由になったと思ったのでした。

教科書から脱皮です。だって、この先、目の前には自由な音楽会しかないのですからね。

それで、シューマンのアベッグバリエーションとか、バッハとか、、、、むかーしむかしのトラウマのある曲をまた新しく弾く気になって、楽譜を出してきて、ニコニコしてピアノの前に座っているのでした(^▽^)
ラブラブ音譜ドキドキ