夏生奈苗バンドのサポートベーシスト、青樹龍哉さんが亡くなりました。
28歳、数少ない同い年のミュージシャン仲間でした。
彼のステージを初めて見た時から「いつか自分のバンドを持つ時がきたら彼にお願いしたい」と思っていました。ふたりで昼前まで飲んで、沢山夢を話しました。一緒にやりたいって言ってくれて嬉しかった。
ふざける時はふざけて、やる時はやる。音楽に対する姿勢は真面目で練習熱心。沢山の人から愛され信頼される性格でした。
私に無いものを沢山持ってて、羨ましかった。人としてもミュージシャンとしても憧れてた。
コロナで中止の連絡ばかり続いてしまっていたけど、ここ数ヶ月はこれからの事しか考えてなかった。
もちろん、私のやりたい事には青樹君がいないとダメだった。
それだけでも伝えたかった。
葬儀には会場に入り切らないほどの友人が集まっていました。そんな彼がいなくなったなんて。
顔見てもやっぱ信じられなかった。
横に立てられた彼のベースを見る度に、すぐ戻ってくる気がして仕方なかった。
彼がいなくなった意味を自分の中で見付け、消化する事でしか受け入れる方法は無いのでしょう。
この経験がなかったらきっと出来なかった事で前に進みたい。
そんで、いつかまた会った時にありがとうって言えるように頑張ってくよ。
一緒に制作した物や思い出が宝物です。
私の人生に関わってくれて本当にありがとう。
いつまでも大好きです。