1mm happiness



■basic date■


名前:久行美咲(ひさゆくみさき)

生年月日:1991年1月28日 20歳
所属:佛教大学文学部中国学科
   NPO法人「超」∞大学関西次期幹部
   第44回鷹陵祭実行委員会 副実行委員長兼企画局長
   鬼ポジサークル



■questions■


1、現在取り組んでいる活動


∞の活動、学祭の準備、自己分析、あとはバイト(マックと高島屋のかけもち)など。
学祭においては、今年はOGのような立場で、ときどきアドバイスを与えたり後輩のバックアップを中心にしている。
自己分析は、目前に控えた就活のために始めたもの。
過去の経験を振り返って、「自分がなぜそれを始めようと思ったのか」などを掘り下げたりしてる。
でも、最近思ったことが「あっ、あたし日頃から自己分析する性格だ」ってこと(笑)。
バイトは、一回生のときから自立のために始めたもの。
最初は、経済的に自立することが目的だったけれど、最近では精神的な面においても自立・成長させてくれる私にとって大事な経験であり場所。
初めてバイトをして自分でお金を稼いだときに、両親に印鑑付きのボールペンをプレゼントしたんだけど、そのときに働くことの責任感や周りの人への感謝をすごく感じて、「お金がほしい」という気持ちだけでお客さんの前に立つことはすごく失礼だって思うようになった。
だから、今は「目の前の人は何を求めているか」「目の前の人をどうやったら幸せにできるか」を考えて接客している。
バイトはあたしにとってたくさん社会勉強をさせてくれてる場所だから、今後もずっと続けていくと思う。



2、モットーや信念


「しゃしゃってがんばる」こと!
ある時病んだ日記を書いた時があったんだけど、そのとき高校の友達が「『しゃしゃってがんばる』ところが美咲のいいところでしょ!」ってコメントをくれて、そのコメントにすごく勇気や元気をもらったから、それ以来モットーになってる。
あたしは、何かを始めるとき、いつも初めの一歩は「わーっ!」って感覚で始める。
でも、すごく揺らぎやすい性格だから、一歩飛び込んだ後は、「何のためにそれをするか」って意味付けを考える。
「感覚で飛び込んでいっても結局最後までやりとげる」
今までもそうやってきたし、これからもそんな自分でいたい。

もう一個は、“笑顔”!!
自慢なんだけど(笑)、あたし中学・高校と卒業文集の「笑顔が似合う人ランキング」で一位だったの!
それ以来、より意識してる。

両方とも、自分で最初から意識してると言うよりは、周りの人に言われてはじめて気付いて、より意識をするようになったって感じかな。



3、自分の好きなところと嫌いなところ


好きなところは、人情深いところと考えが古いところ。
誰かの悩みを聞いてると、すぐに感情移入して泣いちゃったりするし、「女の人は男の人を立てるもの!」っておばあちゃんが言うようなことを言ったりするし。
あとは、世話好きだし、田舎のいいところを全部とってるような性格。
あの、近所の人に余った芋のにっころがしを配るような、ね(笑)。
人のために動くのがすごく好き。

嫌いなところは、自分との約束を守れないところ。
人に対しては責任感が強いけど、課題のレポートとか、自分だけの問題になると後回しにしちゃうんだよね。



4、自分を漢字一文字で表すなら?


「想」。
素敵な字やん。「『相』手の『心』」って書くし!
自分の好きなところと通ずる部分があるし、伸ばしていけたらいいなって思うところ。
接客をするときも、人づきあいをするときも、相手に興味を持って、まるでその人に恋をするかのように接していきたい。
それぐらい人を想えるようになりたいな。



5、人生のターニングポイント

(1)高2のときの大失恋、そして4年越しの仲直り
中3のとき、A君とB君っていう仲の良い男の子がいた。
ある日、A君のことを好きになったあたしは、ノリノリでB君にそのことを相談してた。
時間は流れ、あたしもA君と付き合うことになって迎えた卒業式、B君から手紙をもらった。
その内容は、あたしに対しての告白。
自分のことでいっぱいで、周りが見えなくなっていたことを反省した。
高校に進学してから、あたしはA君にどんどん依存していった。
「男の子の友達なんかいらんし」って誰ともアドレスを交換しなかったり、「時間が無くなってA君と会えなくなるといやだから」と部活に入らなかったり、うまくいかなければすべてA君のせいにしたり。
そんなんだから、不安やヒステリックになることも多かった。
その度、B君に相談してた。B君も心配な気持ちや未練に甘えてた。

そんな高2のある日、A君にフラれた。
A君に、「本当の美咲、俺が好きになった美咲はそんなんじゃなかった。太陽のようでみんなを引っ張る存在だったのに、今は違う。」って。
あたしはひどく落ち込んだ。
授業中も泣き、両親にも心配された。
高2の間、ずっと引きずってた。
そして、あたしのことをすごく心配してくれたB君のことも突き放してしまった。
そう、あたしは大親友のことを傷つけてしまったんだ。

高3になって、親友と出会い、生徒会に入ったことで毎日が充実し始め、「今を生きる」ことを実感できるようになった。
と同時に、A君が言ってたことの意味がわかり、また自分がB君を傷つけてしまったことにも気付き、2人の大切な人に「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝えたいと思った。
そして、それが出来る機会は成人式だから、2年後の成人式のときに、「自分の生活を充実させて、最高にキラキラしていよう」「言葉だけじゃなく姿で感謝を伝えよう」って決意した。
そして、今年1月。成人式の後の同窓会。
B君に会った瞬間、自然とお互いに「ごめんなさい」が言えた。それで、「こっからまたイチからはじめよう。よろしく!」って固い握手を交わした。
そして、A君にもその場で「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝えられた。A君に「今を楽しんでるね」って言ってもらうことができた。
5月に東京に行ったときも、時間をとってもらってA君と話した。
「お互いがそのときどういう心境だったか」「今だから話せること」、そして「互いの夢」について。
大人になるって悪くないなあって思えた。

「ありがとう」と「ごめんなさい」の意味をこの2人が教えてくれた。
彼らとの4年間が無ければ絶対に今のあたしはいないと思う。


(2)学祭実行委員の経験
あたしは、去年学祭実行委員の副委員長と企画部長を務めた。
「やりたい!」と言えば気持ちだけで出来そうな中・高の文化祭と同じ感覚で捉えていたけれど、大学の学祭実行委員は「仕事!」という感じだった。
局同士の仕事の兼ね合いがあったり、企業相手に営業をしたり、書類やお礼状を作成したり。
そんな作業をしてるうちに、「おもしろくない。私こんなんで大丈夫?みんなを楽しませられる学祭を作れる!?」と思うようになった。

局の中でもいろいろ問題が起きて自分のリーダーとしての行動や考え方を見直したとき、仲間の大切さや自分ひとりの学祭じゃないこと、いつも自分を成長させてくれるのは仲間ってことに気付いた。
それから3つのものを大切にしようと思った。
それは、“ワクワク”と“仲間”、そして“同じビジョン、同じ目標を共有すること”。
その意識は、今も私の軸になっているし、仲間とひとつになって達成した学祭の経験は一生のおもいで。


(3)「超」就活セミナーに参加したこと
そんな学祭が終わり、「何かしたい」「変わりたい」と思いながらも無気力に過ごしていた。
企画局の前局長の先輩に相談してみたところ、「学外に出てみたら?」とアドバイスをもらい、去年の12月に「超」就活セミナーに参加した。
それまでの自分は、人の目を気にしていたし、自分のことをすごく卑下してた。
そんな私の考えは、一人の人に出逢ったことで覆された。
それは、「超」∞大学学長のマサキさんのブースに行った時のこと。
“日本一周”“世界一周”などを経験してるマサキさんは、私から見れば特別な人。
そのマサキさんに、「なんでそんなことできるんですか?」と質問をした。
マサキさんは最初、「何を言ってるのかわからない」という顔をしていた。
それを見て、「あっ!この人は自分が色々やってるっていう自覚はないんだ!自然に動いてるんだ!」ってまず驚いた。
そのあとマサキさんは、「俺はできるかできないかで考えてない。やりたいかやりたくないで考えてる。」って答えてくれたんだけど、その言葉を聞いてすごく衝撃を受けた。自分の世界がひっくり返った。
自分が今までどれだけ「できる/できない」を軸にして考えてきたかってことに気付いた。
それから私の考え方は変わり、動き出し、大切なものにたくさん出逢えた。


6、落ち込んだときの対処法


一人で悶々と考える。
けれど、最後には必ず誰かに相談する。
しゃべるのが好きだから、話を聴いてもらうだけですっきりするし、真剣に聴いてくれる相談相手の姿を見たら、過去に逆の立場だったときの自分を思い出したり、将来この子が悩んでる時に相談に乗ってあげてる自分の姿が想像出来て、「自分は一人じゃないな」「悩んでも聞いてくれる人がいるんだ」って安心できて心がポカポカしてくる。



7、大切にしている習慣


必ず自分と向き合う時間を作ること。
スケジュール帳を開いて、予定を見ながら、「体は無理してないかな?」って考える。
でも結局「できる/できない」より「やりたい/やりたくない」で考えるから、詰め込んじゃうんだけどね(笑)。



8、好きな本

・千田琢哉「死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉」

すごくタイミングよく、このまえ舞さんから借りた本。
いろんなことに改めて気づかされてハッ!ってなった。


・東野圭吾の本
「秘密」が一番好き。
今は「夜明けの街で」を読んでる。



9、明日死ぬとしたら何をする?


たぶん、家族や特定の人だけに会う。
そして、それ以外の大切な人には手紙やピグ(イラスト)を残して感謝を伝える。



10、憧れの人

・松永真樹
自分の人生をガラッと変えてくれた人だから。
いつも「ハッ!」っていう驚きや意外性を与えてくれるし、いい意味で人の概念を変えてくれる人。
「こんな自分には」とか「自分なんか」って思ってたけれど、マサキさんに出逢って「自分ってただ一人しかいない特別な存在なんだ」って思って自分を大切にできるようになったから。


・母親
対照的な性格だから、理解しあえないところもあるけれど、だからこそ尊敬できる人。
あたしが何かを始めるとき、最初は反対しつつも最後には絶対に応援してくれる人。
反対するのも、心から反対してるんじゃなくて、あたしの決意を試してるんだと思う。
自分が将来家庭を持ったら、志や子どもに対する愛情の部分は、お母さんを見習いたいと思う。



11、やりたいこと、成し遂げたいこと、夢、将来のビジョンなど


企画したり自分から発信したりして、キッカケやターニングポイントを作れる人になりたい。
たとえば大学生でも、「なんとなく」大学に入って、「なんとなく」学部を選んで、「なんとなく」遊んで・・・って人は結構多いと思う。
でも、一歩踏み出すだけで景色は変わるし、毎日が楽しくなる。
それは特別な人にしかできないことなんかじゃなくて、誰にでもできること。
しかも特別なことをする必要なんかなくて、その一歩目は「感謝」や「縁を大切にすること」だったりする。
あたしは、自分自身がそれを経験してきたから、自分と同じような人が増えればいいなって思う。

そして、そのためにはまず自分がイキイキ・ワクワクしてなきゃいけないし、そういう人になりたいって思う。
だから∞の活動やその他もやりたいことを明確にして取り組んでいきたい。

みんなをワクワクさせることができて、素敵で、かつ親近感がわく人でいたい。
「みさっちょって全然変わらんのになんか楽しそう!」
「こんなに身近やのに何が違うんだろう?」
って思ってもらえて、気軽に相談されて心を開いてもらえるような、そんな人でいたい。





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【About you】♯009 久行美咲
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■my note■


がちゃぴんに似てる自称“ミス佛大”の可愛い女の子、みさっちょ。
「じゃけえ」「じゃけえ」と山口弁を振りまいて、語りだすと止まらない。
小さなことから大きなことまで、彼女と何度語ったことだろう。
天満から大阪駅を経由して阪急梅田駅に向かう10分足らずの時間だって、彼女と居れば語り場に変わる。


そんな彼女は、誰よりも人の感情に敏感。
一緒に喜び、一緒に泣き、いつだって感情を分かち合ってくれる。
その感受性の強さに、もしかしたら苦しんだこともあるかもしれない。
けれど、そんなみさっちょだからこそ救える気持ちがある。寄り添える気持ちがある。
弱さも強さも持ってていいんだ、って教えてくれるんよね。


大切な人を大切にできる彼女の「おかえり」の声は心にあったかく響く。
いつまでも、みんなの“心のhome”でいてほしい。