1mm happiness




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名前:堀川 歩(ほりかわあゆむ)
生年月日:1990年3月30日 21歳
所属:Lifepoint(s)共同代表


■questions■


1、.現在取り組んでいる活動


Lifepoint(s)の事業化
※セクシャルマイノリティ(LGBT)の人々が自分らしく生きられるように、カウンセリング・法的サポート・講演活動を主体とした総合エージェント
http://kokorosos.com/index.html

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心は男、体は女(性同一性障害)として産まれ、かつては自分を憎み、声変わりすることのできない自分の声帯を潰す為に喉に割り箸を突き刺し、
発育していく胸が憎くて憎くて胸を殴り倒したときもあった。こんな身体に産んだ両親を恨み、何かある度に「何かのせい」「誰かのせい」「体のせい」にして生きていた。
そんなときに一人の人間と出逢った。
その人は男だとか女だとか関係無く"自分"という人間を生きていた。
その人の我が道を生きる姿勢に魅了されて、「自分もこの人みたいになりたい」「変わりたい」と思うようになっていった。
すると今までは自分という人間しか見えていなかったのが、一気に視野が広がり今まで見えていなかった世界に興味を持つ様になっていった。


毎週日曜日に楽しみにしていたウルルン滞在記という番組の中で「ドイツ国際平和村」という戦争や紛争で傷ついた子どもたちを保護している施設が取り上げらられた。
衝撃だった。
そこに映し出されている子どもたちは顔面がドロドロにとけていたり、下半身が無かったり、その中の1人の女の子が大きく映し出されていた。
その子には両腕が無かった。
街中を歩いていたらおもちゃが落ちていて、それを拾おうとしたらおもちゃが爆発して両腕を失ったとのことだった。
「私が何をしたの・・・?」そう言いながら、涙がその女の子の頬を伝ったときに、同情や悲しみというよりも
この罪なき少女が何故こんな目に会わなければならないのか?
こんな理不尽な世界に対して怒りが込み上げてきた。
「こんなものがあるから、アカンねん!!取り除いたる!!」という思いから自衛隊で地雷除去ができることを知り、高校卒業後は陸上自衛隊に入隊。
しかし、そこでも性別の壁にブチ当たることになる。
戸籍が女性である以上女性自衛官として勤めなければならなかった。
診断書を提出していた為、騒ぎになったり周りの人が騒ぎ始めたら辞めてもらうという条件付き採用だった。


性別の壁に阻まれ、雷撤去に行けないことが悔しくてしょうがなくて、1任期(2年間)の訓練を受けた後に除隊し、
「自分の目で世界の現状が見たい」と思い約1年間かけて世界一周の旅に出発。
世界の観光スポットよりもその国のリアルな生活に触れたくて、遊牧民の中で生活させてもらったり、無人島で暮らしたりした。
帰国後は、ドイツ国際平和村を支援している国内の団体からスカウトされ、現在国内に世界子ども村を設立する為に活動し、恩人でもある師匠とTearsSwitchというチームで個人の夢を叶えて行くクリエイティブデザイン会社で営業マンとして活躍することになった。
社会人としてのビジネススキルをみっちり叩き込んでもらった。
しかし、現実と理想の差に相当苦しんだ。
旅を終えたことで何でもできる自分になっていると思っていたが、実際の自分は何の力もなかった。
そこにはただ無力な自分がいた。
端から見られている自分の姿と自分から見た自分の差に酷く落胆した。
人前ではカッコいい自分であろうと見せようとすればする程、自分の居場所がわからなくなっていった。
一日も笑わなくなったときもあった。
悔しかった。
何の為に自分は世界を周ってきたんだ。自分が本当にやりたいことは何だったんだ?
あれだけ色んなことを体感して生きていたのに何も響かなくなった。自分の心の声が全く聞こえなくなった。


そんな時師匠を通して、行政書士の松浦さんとのご縁を授かる。
「子どもたちを救いたい」という思いから離婚問題を専門にしてる行政書士の方で、会ってすぐにフィーリングが合い意気投合。
当初は松浦さんがセクマイの人がハッピーになるサイトを企画中、かつての僕と同じように悩み苦しんでいる人の力になればとアドバイザーとして関わる程度だったが、
気がつけば向き合えば向き合う程、胸が熱くなり事業として行うようにまでなっていた。
今では生き甲斐でもある。
手段は変われど想いは変わらず。
自分自身一人の人間から”自分”という人間を生きる光をもらったように、自分自身が人生を歩むことで、誰かの歩みに変えることのできるような光り輝く存在になりたい。
年齢も性別も言語も民族も何もかも全て超えて”人として”
「ひとりひとりが自分という人間を生きれる社会を創りたい」そんな願いを込めてLifePoint(s)と名付け、講演活動なんかをしています。
テーマは「世界一周の経験」や「可能性を広げる、自分らしさについて」など。
毎回依頼されるときはテーマだけもらってて「好きにやっちゃて下さい」と言われているので、スパイダーマンの格好で登場したり、掃除箱から飛び出したりと超好き勝手にやらせてもらってます。笑
なのでよく今あゆむって何してるん?と聞かれますが、自分でも正直わかっていません。笑
人を楽しませることを追い求めたエンターティナーを目指してます。


2、モットーや信念


「真っ直ぐ生きる。」

「真っ直ぐ」っていうのは、自分の心に対して。
名刺ケースにも彫ってる言葉。師匠からのプレゼント品です。
自分の心に嘘をついてしまうと、本当の自分の心の声がわからなくなってしまうから。

人に対しては、
「人と会う=その人の時間(=その人の命)をもらってる」という意識は忘れないようにしてる。
だから、人と会うときは「この人に会えてよかったなあ」と思ってもらえる様な時間を共有したいと思っています。



3、自分を漢字一文字で表すなら?


「歩」

元々の本名は歩美。
美しい人生を歩んで行きますように。って親は名付けてくれたけど
「美しい」をとってしまったのでこんな人生になっちゃいました(笑)
けど、僕は「歩美」であったからこそ「歩」で在れると思ってる。
Lifepoint(s)にしても自分の人生にしても、
「自分の人生を自分で歩んでいこう」というメッセージを全うするのが今回の自分の人生の使命だと思ってる。
氏名は使命!って言うしね!(笑)
それに、ブログのタイトルの「歩みの太陽になる!」も、誰かが一歩歩み出す為の希望や勇気を持てる様なキッカケでありたいという思いから名付けたもの。
自分の人生に理念を持って生きてるか?覚悟を持って生きてるか?
常に自分に問いかけています。


逆に自分が自分でなくなるときって何?って考えたときに、突き詰めた先は「止」の状態。
たとえ血が流れていても心臓が動いていても、僕が挑戦することをやめたときは、生きてる感じがしなくなると思う。
僕にとってその状態は生きながら死んでることと同じ。
振り返るときに止まることはあるけど、それは進む為に止まっているだけであって、諦めた時が本当の終わり。
「止」まってても「少」し動けば「歩」けるでしょ!wもっちと話しててこの言葉は産まれた!(ありがとうw)


よく周りの人にも「生き急ぐなよ!」って言われるけど、僕は常に全力、人生常本気で生きていたい。

一時は自分のことが大嫌いな時期もあったけど、今は自分のことを好きになれて、ただ自分で在れることが嬉しい。
今では「自分が一番の自分のバディ(相棒)」だと思ってる。
何人もの自分が自分の心の中にいるけど、僕の軸というか基準になってるのは、高2のときの自分。
世界が一番美しく見えてたときで、やりたいことがみ満ち溢れていて、とにかくキラキラしてた。
だから、いつも「あんときの自分やったらどう思うんやろう?」って今でも自分によく問いかけるかなぁ~。



4、人生のターニングポイント


・親友・高倉陽多との出逢い

高1のとき、中学から付き合ってた彼女にもフラれて、しかも自分の心とは反対に体はどんどん成長してきてて、
「彼女と結婚するという夢も消え、もう自分は誰からも愛されないだろう。わかってくれる人もいないし、もう死にたい。」って思ってた。
そっから「自分って何者なんやろ?」って思うようになって、初めて本格的に「性同一性障害」について調べた。
そしたらたまたまセクマイの掲示板を見つけて、そこに載ってた一枚の写真に「バチッ!!!!!」って直感がはたらいた。
そこにエレキギターを持って映ってたのが後に親友となるヒナタなんやけど、「なんやコイツー!!!」って思って、同じ大阪住み同い年やったから、気付いたらメールを送ってた。
そっから毎日のように遊ぶようになっていって、今もよく遊びまくって朝帰りばっかするのでヒナタの彼女に叱られます!笑
俺は熱苦しいタイプでヒナタは冷静沈着なタイプやからしょっち意見のぶつりあいはあったけど、喧嘩する程仲がいいってやつですね。笑
彼と出逢って、「自分って、これでいいんや!」って、ありのままの自分を認められるようになって本当に救われた。
ダブルデートをするのが6年来の夢だけど、未だにタイミングが合わず叶ってません。笑


・ソウルメイト・清原明音 との出逢い

高2のとき「楽しそうやなー」という安易な理由で体育祭の応援団に入った。
そのとき、団長がアレ!俺の彼女!って指を指して振り返ると、窓際に座ってたんですよ!ヤツは。(笑)
人生で初めての一目惚れってヤツです。(笑)
パッと振り返ったとき、彼女の周りの空気が白く霞んでキラキラしてて、とにかくオーラに一目惚れ。
とにかく彼女は自分って人間を生きてた人で、それがすっごくカッコ良くって、彼女との出逢いから僕のすべては始まった。
きっと彼女に出逢わなかったら、自衛隊にも入ってなかっただろうし、世界一周にも行ってなかっただろうし、今こうしてここにいないと思う。
一番輝いてた高校時代は、いつも絶えることなく二人で語り続けた。
「なんで『リンゴ』って「リンゴ」って名前が付いてるんやろ?」って話したり、
「空とか宇宙の端っこって、自分の心に繋がってるよな!」って共感したり、
今考えると、お互いの価値観から哲学のようなことまで、将来のことから自分の気づいていなかった一面まで心置きなく何でも話せたなあ。
彼女の前では、本当に自分らしくいられたんだ。
彼女は大切なソウルメイト。友達でも恋人でも家族でもなく自分自身。
だから、誰よりも何よりも応援もしてるし、負けたくない相手。
喧嘩したら二人とも強情なので1年くらい口を利かなくなったりもするけど(笑)
彼女と出逢えたおかげで今の僕はいます。


・師匠・米田真介との出逢い

まだ自衛隊に入っていたとき、明音に誘われてダブルスマイルサンタという企画に参加した。
僕たちがサンタクロースに扮してお家を訪問し、親御さんから預かってたプレゼントを子どもに渡し、
各家庭からいただいた参加費をバングラデシュの子どもの職業訓練に充てる、っていう企画やってんけど、初めてそこのMTに行ったときに、たまたま隣に座ったのが、師匠だった。
一眼レフに世界地図の模様の手帳、、、と、当事世界一周に出たくてたまらなかっただけに持ってるものがたまらなくカッコ良くて、声を掛けたところから意気投合。
話を聞くとヒッチハイクで日本一周してたりともう、その日の可愛い女の子には目もくれず、師匠に夢中だった。笑
地元が同じだったから帰りも送ってもらって、その時もいっぱい話したけど尽きることがなくて、「やっべー!この人なんなんや!」って思って、
最初はノリで「師匠」って呼ぶようになった。(笑)
僕が世界一周に行きたいのを知ってたから、「歩くん、企業が世界一周を応援してくれる企画があるみたいだよ。挑戦してみない?」って教えてくれたり、その企画書作りもずっと手伝ってくれた。
世界一周に出発する日に空港までお見送りに来てくれたんだけど、そこで二枚の手紙を渡された。
「出発前に読む手紙」と「もうダメだと思った時に読む手紙」
後者の方は、もらったときから「絶対に旅中では開かない」って決めてた。
そして、一年後、日本に帰る飛行機の中で開けてみると、そこに書かれていたことは「出発前に読む手紙」と全く同じ内容だった。
そこには「俺の気持ちは前も今も変わらん。ずっと信じてるし応援してる。」っていうメッセージと米ドルが添えられていた。
帰国後翌日に挨拶に行って、ルームシェアをしながら師匠が代表のTeawrsSwitchで修行をさせてもらってた。
今は、上司や師匠というよりは、家族や親族みたいな感覚に近いかな。笑


・仕事のパートナー・松浦さんとの出逢い
その師匠を通じて紹介してもらったのが、LifePoint(s)のパートナー(僕たちは「ブラザー」と呼んでいる)である行政書士の松浦さん。
師匠が「ムチ」なら、松浦さんは「仏」。笑
僕は松浦さんの言葉は「種」だと思っていて、必ず内側からハッとさせられる。
教えられるんじゃなく気づかせてもらえる。
そっと相手の心にその種を置くんだよね。
松浦さん自身も本当に大変な人生を生きてこられていただけあって、人の痛みをしっているからこそ、絶対に人を傷つけるようなことは言わないしやらない。
人の痛みがわかるからこそ、優しさを備えている人間なんだって心の底から思う。
常に相手の立場になって相手以上に相手のことを考えてるような人。
現に僕と松浦さんはは一回り以上年齢も離れていてるけど、常に対等に接してくれていて
「堀川さんがやりたいって思ったことは、全部できる!」っていつも信じてくれて、もうね。。ブラザーです。笑



5、落ち込んだときの対処法


・開き直る (許してあげる)
まずはとことん追い込んでドン底まで追い詰める。
追い詰めて追い詰めて「もう無理!!!!!」って逆キレしそうになった瞬間に、
この悔しさのバネを利用して「こんなとこで終わってたまるかーーー!!!やったるぜーー!!!」ってなるかな。
このどん底からメキメキ這い上がっていくのが好きなんよね!
そうなったら次は一気に自分を褒めてあげる。
「お前なら絶対できる!」「そうだよ!それだよ!その意気だ!!」
自分を傷つけただけで終わっちゃうと、どんどん自分のことが嫌いになってしまうし自信もなくなっちゃうでしょ。
だから追いつめて、「くっそーー」って思えたときは必ず自分を許して褒めて信じる。
自分のことも「許す」ことが出来ない人は他人にも許せないし、全ては鏡だからね。
否定と肯定のバランスは重要です。


・振り切って遊ぶ!
コレはかなり個人的だけど、本当自分でもどん引きするくらい遊ぶ!笑
別人になります。笑
年齢とか国籍を詐称して、高校生とか外人になりきってそのキャラで全く見知らぬ人と絡んで
全く違う自分を演じますね!笑
片言の英語で話しかけると相手も、「あ!外人さん?」ってなってめっちゃ気を許してくれて、後でネタばらしを
すると「テメェ~!笑」みたいになるのですが、そっからは一気に仲良くなるんですよ!
童顔なので高校生を演じるときは、普段は遠慮して聞けない様なことをぶっきらぼうな自分になりきって質問しまくる。
ストレートに相手が何を思ってるか聞き出せたり、相手も気兼ねなく話し出してくれるのでよく人生説教されますが
全く違う自分になって、全く違う世界に突入するのはオススメです(笑)



6、大切にしている習慣


・礼儀
ごはんを食べるときは「いただきます」を言う、人に何かをしてもらったときには「ありがとう」ってちゃんと伝える。
当たり前のことだけど、幼いころから両親に厳しくしつけられてきたから、自然に身に付いてる。
当たり前のことが当たり前になること程怖いことなない。
親しい人程感謝の気持ちや礼儀は大切にしていたいですね。


・相手の表情を見ること
人と話すときには、相手の瞳はモチロンだけど特に表情を(ほっぺの上の筋肉)をめっちゃ意識してる。
表情は嘘を付かないから、相手が本当に楽しんでくれてるどうか笑い方の堅さを見ればわかるし、それは自分にも言えることだと思ってる。
僕、今自分がどんな表情をして会話してるのかが見えるんだよね。
そうやって観察してたら目尻のところがふわって柔らかくなる瞬間があるんやけど、
そうなるともうなんだかめちゃくちゃ嬉しくて通称イキ顔って呼んでるけど、見てるだけでこっちも気持ちよくなって来る。
もっとその表情を見せてもらいたくなって、なんか自然と会話の波にノれる。笑



7、好きな本


・「LOVE&FREE」/高橋 歩
本を読むようになったのも、旅に興味を持ったのも、きっかけはこの本。
初めて読んだときに湧きあがってきた「何かしたい!」って気持ちを抑え切れなくなってチャリで大阪の街を暴走した。笑
本を読んで感動ではなく行動したのは初めて。
その延長で高3では沖縄に一人旅デビュー。
歩さんが作ったビーチロックビレッジに行ったり、島内をヒッチハイクで移動したりして旅を満喫した。


・「毎日が冒険」/高橋 歩
歩さんの自伝。
元々“普通の大学生”の話、ってとこがいいよね。
スパイダーマンもそうだけど、普通の青年がヒーローになる!みたいな物語が大好き!
俺も「やったらできるやん!」ってことを証明したいんだよね。


8、憧れの人


・清原明音
今の自分が存在しているのは本当に彼女のおかげ。
これは生涯変わらない。
悔しいけど、彼女はある種永遠に超えられない人であり憧れでもある。
何歳になっても憧れの人と同じ目線で人生の時間を過ごせる自分でありたいなって思う。


・両親
ともに家庭環境には恵まれず、父は施設育ちで母は超貧乏家庭に産まれ小5から新聞配達をする。
二人はすくすくとバリバリのヤンキーに育ち(笑)2人ともあっけなく学校をやめさせられる。w
そんな二人は、「自分たちが苦労した分、子どもたちにはめいっぱい好きなことをやらせてあげよう」と
小さい頃から躾はかなりきびしかったけどその分「やりたい」って言ったことはなんでもやらせてくれた。
父は元々拳一本で食べていこうとボクサーを夢みるも願いは敵わず、19歳のときに資金も学歴も人脈も何もないところから事業を興し、何百万も借金をし根性と気合だけでどんどん事業を軌道に乗せた。
おかげで僕等きょうだいは何一つ不自由することもなく、やりたいことは何でもやらせてもらえて、毎年海外旅行に連れてってもらったりや億ションにも住ませてもらい、ある種人並み以上の経験もたくさんさせてもらった。
特にお金に関してはすごくシビアで、お金に寄って来る人や裏切る人騙す人もまじまじと見てきた。
だからこそ両親は子どもには一切お金は与えなかったし、お金に関しての教育はすごくシビアだった。
僕はそんな二人の達成させたことはもちろんすごいと思っているけど、それよりも"這い上がっていったハングリー精神"をすごく尊敬していて、僕自身も生きることに貪欲に、なにくそ根性のある人間でありたいと思う。
身ぐるみ剥がされても、丸裸になっても、どんだけ危機的状況に陥っても
何度でも何度でも再起してくるような不死身の生命力を持った人間になりたい!



9、堀川 歩にとっての「プロ意識」とは?


僕は何かとカタチから入ることが多く、特に"意識"に関してはかなりうるさい。
「やるなら徹底的に」中途半端なことは絶対にしたくない。
一流には興味は無い。興味があるのは「超」一流だけ。
でも僕の思う「一流」は決してお金持ちだとか名誉があるとかそういうことじゃない。
会社でも個人でも自分の「理念」に沿って生きているか。ここを見てる。
自分の人生の理念、信念を貫きやり遂げた人を"超一流"だと思ってる。
そんな人たちは勝手に結果もついてきてるし、どんなに凄くても誰よりも謙虚だしね。
僕も普段、講演とかもやらせてもらってますが、特別な資格や何かを成し遂げた訳でもない21歳の若造。
でも「まだまだ未熟で・・・」とか「初めてで。。。」とかは言い訳に過ぎない。
やるからには、登壇させてもらってるからにはプロとして立っているんです。
そういう意識だけは絶対に誰にも負けない。
プロとしてやるからには目の前の人が一人だろうが、何百人、何千人だろうが変わらない。
お金をいただくからには、その対価に値する価値を提供する責任がある。
そう思っています。だから絶対に妥協はしない。
プロだと思った瞬間からその人はプロだと。
もちろん足りない所は日々努力して埋めていくけどね。
それが僕の思うプロ意識です。



11、やりたいこと、成し遂げたいこと、夢、将来のビジョンなど


「情熱大陸」に出る。これは、絶対。


俺は、社会を、世界を絶対変える。
「やりたい」じゃなくて「やる!」
最近の選択基準は「やる」か「やらない」か、じゃなく、「やる!orやる!」って感じ!笑
なので今自分の生活環境は既にやりたいことを全部やってる。
海外で傷ついた子どもたちがリハビリできる施設を日本に建てる為に動いているし、
マイノリティを救う活動も今進めてる最中。
後はもうやり遂げるだけなんだよね。


事業を達成させた後、30歳で愛する妻と世界一周に行ってから、沖縄に住む。
人生で世界を3周するって決めてる。
1周目は、20歳のときに行った一人旅。
2周目は、30歳になったときに愛する妻と。
3周目は、「堀川 歩」っていう自分の名前が世界を回るんだ。


大好きな美しい海のある沖縄に移ってからは、奥さんと小さな白い家で“不便”だけど“不憫じゃない”生活を送りたい。
テレビは無いけど笑い声が聞こえてきて、今日食べる分だけの食材を畑から取ってくるような、そんな生活。
秘密基地のような心が休まる様なハンモックカフェもいいな。
その辺りはまた奥さんと考えるよ!
とにかく、毎日太陽の光を浴びて一日中海パンで過ごして海にダイブする!笑


僕は「人生40年」って考えてる。
世間一般では人生80年って言われてるけど、80年って思うとまだまだあるって思うでしょ!
でも「まだまだ」ってすごく怖い言葉だと思う。
「まだまだ」と思うことで「まだ今は~」となんぼでも逃げれるし。
「まだまだ」と思うからこそまだまだ成長できる訳でもあるけど
それなら僕は後者の意味での「まだ」を使いたい。
生きることに常に緊張感を持っていたいんだよね。


「死」を意識して「生」を噛み締めたい。
生きてるから生きてるんじゃない。
死があるから生きていることを実感する。
そんな生と死の狭間を「今」噛み締めて生きていたい。


今は話すことが飯の種でもあるけど、どんどん言葉は減らしていきたい。
静かに刃を研ぐ職人のように、深みのあるシブい人になりたいんだ。
オーラや行動で伝わる域に達したい。
僕のいう深みっていうのは、言葉1つにしても、物事が起きたときにしても
「どれだけ色んな角度から考えていけるか」「一個のモノにどれだけ向き合うか」
その人が出した答えではなく考えや行動に至ったプロセスに表れると思う。
だから表現や思考が豊な人には凄く惹かれるし、
一度ビビっ!てくるとしつこいぐらいその人のことを追いかける(笑)



12、最後に自分にメッセージ


僕はあなたが大好きです。
最高に最強に自分を愛している。
だからこそ、自分のことを信じれるんだと思う。
この先何年、何十年経っても胸を張って「自分が好き!」って思える自分で在ろうと思う。
なるんじゃない。ある!
だからもうあとは、自分を信じて仲間を信じてやり遂げるだけ。
好きなものを好きっていう。
そんなシンプルな生き方がすごく好き。


俺は「歩み」の太陽になる!




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【About you】♯023 堀川 歩
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facebook→Ayumu Horikawa
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■my note■


最初の会話を交わしたのはブログ上。
世界一周中の歩さんのブログ記事を読んで、いろんなことを学ばされ、時には電車で思わず噴き出すほど笑わされて、それに対する感謝の気持ちとエールを込めてコメントを書いたのを覚えている。


歩さんの帰国後、初めて話したときに、強烈な電気ショックのような感覚に襲われた。
歩さんの言葉は、私の耳やのどを突き抜けて、ダイレクトに心のど真ん中に突き刺さってきたのだ。
こんな感覚を抱いたのは初めてで、そのとき改めて歩さんのパワーに圧倒された。


きっと誰より悩み、苦しんできたであろうに、それについて尋ねたら「そんなことないよ。みんなと変わらんって!」とさらっと流す歩さん。
そこに、彼の人間としての器の大きさが表れているなと感じた。
それでいてエンターテイナー。
本当にネタが豊富で話が面白い。
めちゃめちゃ笑わされる。そして、何より真っ直ぐな彼の前では自分の心もクリアになり素直でいれる。
そんな、幅の広い人。


誰より自分を信じ、愛して真っ直ぐに進むヒーロー。
彼の姿は多くの人に勇気を与えるだろう。
大きな太陽が、世界の隅っこまで明るく照らし出す日はもうすぐそこまできている。