■basic date■
名前:白井優衣(しらいゆい)
生年月日:1988年9月26日 23歳
所属:立教大学文学部文学科英米文学専修4年
立教大学交響楽団 コントラバス担当
「超」∞大学関東支部スタッフ
■questions■
1、現在取り組んでいる活動
2月25日に交響楽団の最後の演奏会が終わった。
私は3年のときに1年留学してるから、去年のこの卒業演奏会も同期と演奏する最後の機会っていう意味で“卒業”という感覚があった。
だけど今年も仲の良いパートの後輩が私が参加すること前提で話を進めてくれてて、現役生と同じように接してくれたおかげで最後まで交響楽団の活動を楽しむことができた。
ピアノとかは習っていないけど、音楽には昔から関わってはいた。
運動できないから、吹奏楽部!笑
小学校のときはマリンバをしてて、中学では吹奏楽部でクラリネットを吹いてた。
肺活量がないから高校ではもう少し息を入れるのが楽なサックスに転向しようかななんて思っていたんだけど、いざ目に留まったのは黒板の「コントラバス」の文字。
おもしろそう!という直感がはたらいて、すぐに手を挙げてた。
練習を積むほどどんどんコントラバスのことを好きになっていったんだけど、吹奏楽の中ではいつも管楽器に音がかき消される存在。
だから「もっとこの楽器を活かしたい」という思いから、大学でオーケストラに入った。
楽譜は一段と難しくなったけど、やりがいがあってすごく面白かった。
今は免許の取得に励んでる。
あとは、卒業旅行でヨーロッパに行ったり、同期や高校の友達と国内旅行に行ったり。
もうすぐ卒業だけど、今は「早く社会人になりたい」という想いが強い。
就活が終わってからずっと夏休みのような感覚だから、「そろそろいっかな♪」って感じ。
旅したいっていう願望はあるけど金銭的なことを考えると厳しいから、早く稼いで行きたいしね。
オーケストラもやりきったし、去年はさんすてもやりきった。
高校のときから憧れていた留学も経験できた。
したかったことをやらせてもらえて、たくさんの達成感も味わえた大学生活。
後悔がゼロってわけじゃないけれど、すごく満足してる。
だから、残りの1か月は料理を習ったり、人と話したりしてゆっくり過ごしたいって思うな。
2、モットーや信念
「直感」「ワクワク」「野生の勘」を大切にすること。
コントラバスを筆頭に、今まで長く続けられたものは全部直感で選んでる。
理屈とかロジカルとか難しいことが苦手だから、好奇心の赴くままに色んな世界を見て、直感にピン!ときたものに飛びついてる。
自分の心に素直に従うのが一番後悔しないんだなってわかってきたから。
実際、いっぱい迷うしいっぱい後悔するんだけどね(笑)それも人生!
3、自分の好きなところと嫌いなところ
●好きなところ
・フットワークが軽いところ
・誰とでも仲良くなれるところ
・食べ物や人の好き嫌いがないところ
●嫌いなところ
・優柔不断なところ
・場の雰囲気に呑まれやすい(環境に左右されやすい)ところ
これは、就活のときにすごく感じた。
面接官が威圧的だと委縮しちゃって全然しゃべれなかったことがあって。
まだ「これが自分!」と言える芯が無いのかも。
・深いところに踏み込むのをためらうところ
人とぶつかるのを避けるために言わずにいることがある。
こう見ると嫌いなところ多いけど、これからちょっとずつ直していきたいところっていう前向きな方向で受け止めてください!(笑)
4、自分を漢字一文字で表すなら?
ニュアンス的には、「やさしい」「やわらかい」「あたたかい」「おちつく」「気持ちがほぐれる」みたいな言葉がいいんだけどな。
「優」だと優一くんとかぶっちゃうし(笑)、「柔」や「包」は字面がしっくりこない(笑)。
でもいちばん近いのは「柔」かなー?
ぴったりな漢字募集中!
5、人生のターニングポイント
●留学の経験
大学3年生のときに、アメリカに留学したこと。
この経験をしたことで、今までより他人との間にある壁が薄くなった。
高校のときは自分からあえて人に話しかけたりしなく、交友関係も狭く深くっていうタイプだった。
大学に入っても学科とオーケストラとバイトっていう限られたコミュニティーの中だけにいて、限られた人たちとだけ交流して暮らしてた。
でも留学でアメリカに行って、人がフランクに接してくる環境に身を置いて、「ここはこういう場所なんだ」と思って自分もそこに順応していった。
いろんな人がいるのは当たり前で、それを広く認め合おうっていう世界に触れて、今までより積極的に自分を出せるようになったのかな。
そういうスタンスでいるうちにどんどんいろんな人に出逢えて価値観や世界が広がっていった。
同時に、新しいことに出会うことってこんなに素晴らしいことなんだって知ることができた。
∞に出逢ってスタッフになりたいって思ったのも、ちょうどこの留学から帰ってきた後だった。
視野が広がった留学生活を経験した後に、日本でも新しいものに出会いたいっていうアンテナを張ってたから、あのとき直感のままにチャンスをつかめたんだと思う。
そうしたらどんどん新しいタイプの人に出逢って、「日本にもこんな人がいるんだ!それぞれの想いを持って自分らしく生きている人がたくさんいるんだ!」ってことを知ることができた。
今までは、なにかのために本当にやりたいことを諦めたり妥協したりする日本人と、無理そうって思われそうな夢を堂々ときらきらした瞳で語るアメリカ人ばかり見てきたから。
6、落ち込んだときの対処法
・音楽を聴く
音楽には特別なパワーがあるって信じてるから、好きな音楽を聴く。思いっきり泣けたり、すっと気分が楽になったり、元気が出てきちゃったりするから本当に不思議。
・「絶対になんとかならないことはない!」と思う
私は“ネガティブな楽観主義”だから、よく落ち込むけど心の奥では「どうにかなる!」って思ってるし、寝たら忘れることが多い(笑)。
解決にはなってないかもしれないけど、なんとかなると思っていればうまくいったりするよね。要は気分の持ちよう!
・気の許せる友達に話す
話を聞いてもらうだけで楽になるしスッキリするよね。
7、大切にしている習慣
・朝ごはんを食べる
毎日和食をがっつり食べて元気をチャージ!
食べなきゃ無理!
朝ごはんを抜く人多いけど信じられない!
8、好きな本
最近はあんまり読んでないけど、読むとしたら小説が多いな。
東野圭吾さんの作品は好き。
「容疑者Xの献身」は泣いた。
あと、童話やファンタジーも好き。
小さい頃はグリム童話ばっかり読んでた。
自分では描けないようなストーリーを提示してわくわくさせてくれるものが好きなんだろうな。
9、好きなアーティストについて
BUMP OF CHICKENが大好き。
高校生のときに仲良かった友達がバンプ好きで、その子に薦めてもらったのがきっかけ。
でも、まさかこんなにハマるとは!
ふだん芸能人やアーティストで「めちゃくちゃ好き!」って言えるほどハマることはないんだけど、そんな中で唯一そう言えるのがバンプ。
私は歌詞かメロディーどちらを重視するかと言われたら歌詞派なんだけど、バンプの歌詞は本当に良い!
最近のJ-popで変なアイドルの歌とか、薄っぺらい恋愛の歌が売れたりしてるのが気に入らないんだけど(笑)、バンプの歌詞は人の心の本質を突いてると思う。
藤くんは本当に天才!
特に好きなのは、「ダンデライオン」や「K」みたいに歌詞がストーリー仕立てになってるものや、「fire sign」「乗車権」「ギルド」「才悩人応援歌」「ハンマーソングと痛みの塔」みたいにわりとアップテンポで悩んでる人に向けて書かれたもの。
4月8日に初めてのライブ参戦が決定。
超楽しみすぎて想像しただけで泣ける!
10、もし○○に死ぬとしたら?
①もし明日死ぬとしたら?
本当に大切な人を厳選して、その人たちに会ってゆっくり話す。
あと、大好きな飼い猫・ふーちゃんと一緒に過ごす時間も大事にしたい。
だから、ふーちゃんを抱っこしたままみんなと話す(笑)!
②もし、一か月後に死ぬとしたら?
タイムリミットが「明日」の時より、ひとりずつ、時間をかけて、ゆっくり会いたい人に会ってまわる。
「○○の景色が見たい!」とかはあんまりないんだよね。
世界を周るよりは、人と会ってのんびりしたいな。
11、やりたいこと、成し遂げたいこと、夢、将来のビジョンなど
●仕事面
4月から旅行会社で働く。
1か月間の研修期間が終わらないと配属先も勤務地もわからないんだけど、特に配属先はどこになっても楽しめそうだなあ、って思ってる。
去年さんすてに取り組んで、みんなと1つの大きなイベントを創り上げる楽しさを知ったから、将来は大きな国際的なイベントを受け持って、色んな人と協力して成功させたいって思う。
イベントっていうのはたとえ毎年恒例だとしてもその回は一度だけで特別だから、そんな心に残る唯一のものを創っていきたいんだよね。
働いて稼いだお金は、美容やファッションなどの自己投資に遣いたい。
学生時代は交通費や交際費にお金を使っちゃって、なかなかそっちに回せなかったから。
見た目も中身もキラキラしているのが理想だからね!
あと、ずっと続けてきたコントラバスが欲しい!
楽器は何歳になっても弾けるしね。
コントラバスを弾けるおばさん、とかかっこいいでしょ?笑
もし土日が休日の部署に行けば、仕事に慣れた頃に社会人のオーケストラに参加したいなって思う。
●人生全般
あとは、やっぱり世界を旅したい。
世界一周みたいに一気に行くんじゃなくて、ちょっとずつ回りたいな。
ずっと旅に出っぱなしだと疲れちゃうと思うし、普段の生活があるからこそ旅で出会う景色が新鮮に映ると思うから。
やっぱり結婚はしたい。
それで、自信を持って「毎日幸せ。」って言える家庭をつくりたい。
子どもができたからって、あまりに「母親」らしくはなりたくないし、子どもがいることや家庭があることを理由にして何かをあきらめたりはしたくない。
だから、子どもにも「母親」としてだけじゃなく、「白井優衣」という一人の人間としても見てもらいたいなって思う。
●ありたい自分像
支えてあげられる。
包み込んであげられる。
話を聴いてあげられる。
人の気持ちに寄り添うことができる。
そういうことができる人間でいたいな。
誰かにとって大きな存在でいられたら幸せだと思う。
自分の存在意義を感じられるのも大切だし、誰かと一緒に生きているってことを実感できるから。
【About you】♯028 白井優衣
twitter→@yui926
facebook→Yui Shirai
■my note■
優衣とゆっくり話したのは今回が初めてだった。
いつも、イベントとかで会ってもどっちかがバタバタしてて話せなくて「また今度ゆっくり話そ!」って言葉を置いて別れてばっかだった。
でも、いつまでも先延ばしにしてらんない。って思って今回ゆっくり話す機会をつくることができた。
とりあえず、その約束が果たせてよかった。
しゃべればしゃべるほど、優衣がすごくやわらかい人なんだということに気付いてゆく。
優衣は、何も押し付けないから。
温かい感情の乗った優しくてふんわりした言葉をそっと置いてくれるだけ。
だから、心のままに、何にもこわがらずに話すことができる。
そして、薄ピンク色のわたがしみたいな空気が流れるんだ。
今度は、一緒にBUMPのライブ行ったり、何か楽器を演奏したりしたいなあ。
そしたら、今以上に心の奥底から繋がれる気がする。
優衣とともに奏でる音楽は心地いい。
根拠なんて無いしなぜだかわからないけれど、そう言い切れるや。