1mm happiness


■basic data■



名前:大村侑希(おおむらゆうき)
生年月日:1991年2月14日 21歳
所属:神戸大学経営学部4年
   平成二年会会長
   株式会社ディレクトリー内定者



■questions■


1、現在とこれまでの大学生活


シンプルです。
大学生活いろんなことをしすぎて単位取得を疎かにしていたので、毎日大学に行ってます。卒業までは奔走。
あとは、内定先でのお仕事と二年会の活動。

【大学一年】
目標が神戸大学経営学部に入学することだったため、入ってからのビジョンが無かった。
何も考えず、新歓のノリでイベサー入部。
新歓期と入部後のミスマッチが激しく、何もせず部室で寝てたりしてグータラな一年を過ごす。
得たものは、今でも仲の良い先輩と友達だけ。


「大学生活てこんなもんなんや」
「てきとーにサークルして、てきとーに単位取って、てきとーに就活して、てきとーに働いて、てきとーに死んでいくんかな」
「そんなんいやや。一回きりの人生、やっぱり謳歌したい。死ぬ時に後悔なく死にたい。」


そんなことを考え出した一年生の三月に、師匠二人に出会う。
師匠の定義は、「俺の人生を変えた人」


【大学二年】
師匠二人に出会ったことで、僕の人生がどんどん拓けていく。
師匠や、彼らの周りにいる人たちに触発され、

「俺だってすごい学生になってやる!」と自分で学生団体を創設。
毎日、ほんとに毎日、セミナーやらイベントやら人と会ったりしまくる。


しかし、ある壁にぶち当たる。
それはメリット・デメリットの人間関係。


お互い成長するために学生団体などをしていたのに、そこに疑問符が浮かんだ。


そんな中、ある先輩がきっかけで平成二年会を創設。
テーマは「高校」「損得無しの仲間を創る場」


とは言っても
最初は彼女作ろーとか他大学に友人を作ろーとか
てかおもろそーみたいなノリがあったのも事実。


しかし、仲間がドンドン集まり、彼らと共に沢山のイベントをこなしたり、共にバカして笑いあったり、共に涙を流しあったり、そうしていくうちに自分の中で考えが改まる。


「こいつらと一生こうやって生きて行きたいな。」


また二年会で様々なコトを得るコトができた。
自分なりのリーダーシップ、強み、それを育てることの大事さ、そして「生きる」ということ。


でも何より本気で一生、マジで一生一緒に居たい、生きたいと思える仲間が沢山増えたこと。
これが何よりの財産。


【大学三年】
精神的にも落ち着き、二年会の子たちとずっとつるんでいた。
また東南アジアを訪れ、世界遺産に感動。
自分の生きがいリストに追加する。


季節は過ぎ去り就活シーズン。
二年会で学んだ僕の軸「何をするかより、誰とするか」と将来起業するコトを念頭に企業を分析。
その上で無茶苦茶行きたい企業に出逢う。
そこの選考に1/1200で受かり、内定もゲット。
内定を貰った翌日から、学生コンサルタントとして内定先でWEBコンサルタント、採用コンサルタントとして仕事をさせてもらう。


半年で受注額は数百万規模になり、
また自らの会社の人事部長を学生ながら務めることに。



超簡単にまとめると、


大学一年のときに
自分に疑問を持つ。
大学二年前期のときに
その疑問を解決すべく、さまざまなコトに手を出す。
大学二年後期のときに
何が自分にとって無駄なのかが分かり
大学三年のときに
何が大切かを分かった。



2、モットーや信念

・「何をするかより、誰とするか」
・「夢は仲間が創ってくれるもの」
・「喜び・楽しさ・希望は全部自分で創るもの。悲しみ・辛さ・絶望は全部自分で引き寄せたもの。」



3、自分を漢字一文字で表すなら?

「生」。


師匠のひとりが主催したパーティーに行ったとき。
男数十人が裸で円になり、
酒を片手に夢を叫び合った。


2年会の一大イベントを実現させたとき。
僕は全力で笑ってて、全力で泣いていた。


例えばだけど、これらのときに、「俺、今生きてる!!!」って感じたんだ。


仲間と一緒に「生きてる!!!」って感じられる瞬間は最高だ。
この感情を感じたら、自分の中に充実感とともに新しい価値観が生まれてくる。
そのたびに自分が成長して、大きくなっていく。


この感情、この感覚を死ぬまでに何度も味わっていきたいな。



4、人生のターニングポイント


 (1)2人の人物との出会い
 (2)平成二年会を創ったこと
 (3)東南アジアに行ったこと


(1)、(2)に関しては前述なんだけど
僕にとってもう一つ大事なターニングポイントは東南アジアに行ったこと。


大学2年生の終わりに、初めて東南アジア(カンボジア) に行って、価値観が変わった。
たくさんの手足の無い子どもたちが、物乞いをしているという現実をたくさん目にした。


そして後でこんなことを知る。
その子達の親が、物乞いをさせるために、自分の子どもの四肢を切断するんだって。


そんな衝撃的な事実を知って、自分が当たり前だと思ってたことは、少数の人間にだけ許されてる特権なんだということに気付いたんだ。


「歩く」「掴む」「見る」
そんな「小さな幸せ」を見つけよう、大事にしようと思うようになった。


翌年の夏、今度はアンコールワットを見るためにまたカンボジアに行った。
アンコールワットを目の前にして、とにかくすごすぎて圧倒されて、「ヤバい」」って言葉しか出てこなかった。
感動して、涙が出そうになって、「やっべー。生きてるわ。」って感じた。
地球に生まれたからには、やっぱり世界を回りたい。


新婚旅行で世界中の世界遺産を見に行く予定です。



5、モチベーション


自分で自分のモチベーションを管理できるから、モチベーションが落ちることは、まずない。


大学2年の終盤は、プロジェクトを10個くらい抱えてて忙しかったし、好不調の波が激しかった。


そのとき、「どんな状況でどんなことをしてるときに自分のモチベーションが上がるのか?下がるのか?」ってことを徹底的に見つめた。
その結果、自分のモチベーションが下がるのは自分がキャパオーバーになったときで、
あと、自分のモチベーションが上がるのは、人と会って話したりバカしてるときや、人の目を気にするときってわかった。


後者の「人の目を気にする」っていうのはあんまり肯定的に捉えられてないけど、僕はこれがあるからがんばれる。
たとえば誰もいないコートでテニスをしてるときより、可愛い女の子が隣にいるときの方が気合いが入る。
「みんながこんなに見てる」って思ったときの方が、「失敗したらカッコ悪いから絶対結果出したろ」って思ってめっちゃ準備するし、実際結果も出せる。

たとえ落ち込むことがあっても、ダサいから絶対に弱音は吐かないし、誰にも言わない。
全部自分で抱え込んで、考え抜いて、答えを出す。
そして一回り大きくなった自分を、皆さんにお見せする。


だって潔くカッコよく生きたいじゃん。



6、好きなエンターテイメント


○本
・山本常朝「葉隠」
・高橋歩「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。」
・千田琢哉「死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉」
・ジャン・ポール・サルトル「実存主義とは何か」


○映画
・「ラストサムライ」
・「最高の人生の見つけ方」
・「インセプション」


7、憧れの人

・西野毅朗
・葉田甲太
・沖田 誠


動き出した初期に出逢い、今でも仲良くさせてもらっている先輩方。

この3人から、多大な影響を与えてもらった。
今までもこれからも最低でも年に一度は彼らと顔を合わせると思う。
「この人たちには絶対負けたくない!そのためにもっともっと大きくなろう!」という気持ちが僕の原動力。


8、やりたいこと、成し遂げたいこと、夢、将来のビジョンなど

20代前半 barをつくる
僕が経営するとかじゃなく、「そこに行けば必ず二年会の誰かがいる」っていう皆の居場所をつくりたい。
命名、溜まりBAR(溜まり場)笑
お酒は全部セルフサービス。自分で作ってね。笑

20代後半 起業
僕はじいちゃんも父さんも経営者だから、昔から雇われて働くことより自分が会社を創るっていうイメージのほうがしっくりきてた。
それに、冒険したいしね。
そのためには、20代前半のうちに人の数十倍経験値を積める環境に行く必要があるって感じて、「仕事を任せてくれる」「僕を育てられるくらい優秀で尊敬できる社員がいる」「僕に合うノリのいい社風である」っていう3つを軸にベンチャー企業に狙いを絞って就職活動をした。
ある日、リクナビで「ベンチャー コンサル」ってキーワードで検索してみたら、一番にヒットしたのが内定先の企業。
一番にヒットした理由も、たまたまその企業がその日に情報を掲載したからだった。
事業内容や社風も自分にピッタリだったので、運命を感じてエントリーし、1200倍の倍率を勝ち抜いて内定を頂いた。
内定をもらった次の日に、「周りのヤツらに圧倒的に差を付けたいから、社会人になる前にここで仕事をさせてほしい」と頼みに行くと、社長は「わかった」と言い、その日から仕事をさせてもらえることに。


今は自分にクライアントも付き、コンサルタントとしての技術を学ばせてもらっている。

すでに数百万単位の受注も獲得できた。
今自分が担当しているのは、採用とwebの分野。
自分が「やらせてほしい」と言ったことを任せてもらってるんだけど、webを選んだのは「これからの時代、世界の優秀な人間と戦っていく上でもwebを知らんかったら生きていかれへん」と思ったから。
もう1つ、採用を選んだのは、自分の周りの就活をしている(これからする)友達に採用目線でのアドバイスをしてあげて、彼らにいい影響を与えられればいいなと思ったから。
「世界共通のツールであるwebを使って、採用という日本ブランドを活かす」ことが目標。


40代 別荘を持つ
年に3回の大型連休の度に友達みんなでそこに集まってパーティーをする。
脱いで騒いで熱くなれるパーティーをしたい。


それで、最終的な夢は、おじいちゃんになったときに二年会のみんなと一緒に孫の代まで三世代揃ってみんなで遊びに行くこと。
それで、その中で一番アホなことしたり、騒いだり、ナンパしたりしてんのが僕らジジイみたいな笑



僕の中の優先順位は、①仲間(家族も将来の奥さんも含む)、②夢、③お金。
何のために仕事をしてお金を稼ぐかっていったら、全部夢のため。夢を叶えるためにはお金が掛かるから。
そして、これらの僕の夢は、全部二年会に関係すること。
僕の夢や軸は、全部二年会の仲間が創ってくれたんだ。

家族想いで、仲間と夢を大切にしてるめちゃくちゃファンキーなジジイになってやる。


9、メッセージ

僕は、大学生活の中で一番大事なことって「仲間や夢を見つけること」なんだと思う。
「自分にとって大切なもの」や「自分の夢」を見つけるまでに僕は1年半かかった。
無駄なことも、失敗もいっぱいしたけど、やっと見つけられた。



今の生活に疑問を抱いてるひとへ。
ポジティブにも、ネガティブにもならずに
今のリアルな自分の立ち位置を冷静に見つめ、
そしてゆっくりでいいから動いて行こう。
動けば絶対変わるし、上に言ったモノを見つけられるはず。


人生ってみんなが思っているより、もっともっと面白いものなんだよ。


1mm happiness




【About you】♯031 大村侑希
twitter→@yukichenko
facebook→Yuki Omura



■my note■


「おっぱーい」という言葉が代名詞になるくらいにいつも下ネタばかり言っていて、可愛い女の子には目がない彼。


ただ、彼のこだわりはすごい。
今回の記事の最後に載せる写真撮影ひとつをとっても、理想の一枚のために、何十回も撮り直しを行った。
記事の編集作業にも大いに協力してくれたおかげで、ゆーきの主張や人柄が表れていながらも、読み手に対して非常に読みやすいまとまった記事に仕上がっている。
その妥協しない姿勢は素敵だ。


また、彼は優れたリーダーであるだけでなく、周りへの気配りもできるヤツなんだ。
特に二年会では、無意識にかもしれないけど、新しくイベントや企画に参加した子に積極的に話しかけたり、仲間の特徴やいい部分をしっかり観察して活かしてあげてる。


夢や自分の信念、宝物について話すとき、ゆーきは、好奇心を抑えきれない少年、という感じで、キラキラした瞳をして前のめりになって、すっごく楽しそうに話す。
こういう姿勢や表情、そしてそこから生まれる想いと熱のこもった言葉に、多くの仲間が惹き寄せられるのだろう。


彼は、夢を叶えてくだろうな。
ひとつひとつ、しっかりと。
数十年後の夏、どこかの浜辺にいたら、きっとファンキーなジジイがナンパしてくるから、未来のレディーは要注意!