1mm happiness


■basic data■


名前:豊田高行(とよだたかゆき)
所属:株式会社リンクコーポレイトコミュニケーションズ



■questions■


1、今の仕事の内容


大雑把に言うと、企業とステークホルダーをコミュニケーションによってつなぐ仕事。
その中で、自分は企業と株主・投資家の関係構築に携わっている。


<就職活動の話>
インターンで自分が良いと思える企業との出会い⇒そういった企業作りに貢献していきたい。
就職活動での企業選びのポイントは2つあって、その内のひとつが「インターンをしていた企業よりも良さそうな企業であること」だった。
「みんなのウェディング」というベンチャー企業で1年と数ヶ月の期間インターンしていた経験が良くも悪くも就職活動に影響していて、選り好みして就職活動をしてしまったのも事実。

どうせ働くなら、インターン先のように企業理念が明確で、働いている人が企業理念を本気で実現させようとしている企業で働きたいと思ったものの、これだ!と納得できる企業をなかなか見つけることができず、
フラフラした就活生だったと思う。

そして、もうひとつポイントは「今後、自分は何をしていきたいのか?」という自分軸に合っているかどうか。と考えてみたものの、自分のやりたいことがバックリとしたままで言語化もできていなかったから、すんなり答えが出るはずもなく迷走まっしぐら(笑)
そんな紆余曲折を経て自分のやってきたことを振り返った時に出てきた自分軸のキーワードが「応援」することだった。
そこから発展して、「何らかの情報を知ってもらうことを通じて何かを応援することに携わっていきたい。」に変化し、その”何か”に当てはまった言葉が、「みんなのウェディング」のような企業だった。

企業活動そのものが社会貢献になっている企業をひとりでも多くの人に知ってもらい、応援し合えるような関係性を構築することによって、社会を良くしていきたいと思った。


そのとき、選考に進んでたのが今働いている会社。

企業のミッションとして掲げている【私たちは企業とステークホルダーをコミュニケーションによって「つなぐ」ことで社会の活性化に貢献します。】という言葉を見て、「この企業、面白そう。」と興味本位で受けたら、社員さんが熱いこと熱いこと。

さらに「今年から企業のIR活動のみならず、CSR活動の支援も事業としてやっていきたい。」と社長から言われて、「もうこの企業だろ!」と一方的に確信していた(笑)

その企業には、熱い社長(社員)、厳しい環境、妥協できない雰囲気、、、全部自分が求めてるものが揃っていた。
「ここで働く!」と決めてからは、内定をもらっていた企業や選考途中だった他の企業すべてにお祈りメールを送り、自分を追い込んだ。
結果的に内定をいただいたから良かったものの、一歩外したらどうなっていたんだろう?と暇な時に妄想してニヤニヤしてる。


<仕事について>
働き始めて2か月。
新しい環境、新しいルール、そんな中で知らない人とたくさん関わっていかなければならないので、もちろんストレスはかかる。
けれど、この環境で仕事ができるようになるための「基盤づくり」だと思って頑張れている。

学生時代は、何事も自分でゴール定め、自分で得点を決めることができた。
けれど、今は違う。ゴールがある場所がわからないし、自分が放ったシュートがゴールになるかどうかを決めるのは相手、という状況。
とことん相手目線に立って、相手が何をしてもらったときに嬉しいと感じるのかを追及していく必要がある。
難しいけど、そこに楽しみを感じながら、毎日仕事してます。



2、モットーや信念


・「良いものは良い」って言うこと。
だって自分がそう感じたのだから。

何かに対する感情は十人十色。だからこそ、あるものを「良い」と感じるのは自分の特権。
ただ、この感情を相手に伝えるとなると簡単ではない。
「どうしたら伝わるのか」「なんで分かってくれないのか」その理由を分析して、
納得できる理由付けを考えたり、伝え方を工夫しなければいけないと思う。それが今の課題でもある。



3、人生のターニングポイント



(1)大学受験に失敗したこと
志望校に落ちて、行きたい大学に行けなかった。
周りの友達は、次々偏差値の高い大学に決まっていった。
だから、「今まで付き合ってくれた友達が、もう付き合ってくれなくなるんじゃないかな」って不安になった。
そして、「学歴の差を何かで埋めなきゃ」という想いに駆られた。
大学1年の時から、大学外で社会人の方と交流したり、学生団体の活動をしたりして、ガムシャラにがんばった。

最初は一人で何か大きなことがしたいと思って躍起になっていたけど、徐々に「自分一人じゃ何もできていないんだ」ってことに気付いて、1人よりも10人、10人よりも100人という人を巻き込んで大規模なことが効率的にできるチームプレーに魅力を感じるようになった。
何よりも人と人を繋ぐことによって可能性と実行性を高めることができる通信ケーブルのような存在に自分がなることの面白みも知った。
中学・高校と周りの流れに身を任せて生きてきた自分が、挫折経験によって、自分の頭で考え、自分の意志で行動できるようになったことが
ターニングポイントによって得られた変化だと思う。



4、モチベーション


「モチベーション」の定義を”やる気を上げる動機”ってするなら「おいしいごはんを食べる」ことが僕の原動力。
あとは、気の置けない人と会うこと。自分の中では、おいしいごはんを食べることももちろん大事だけど、
やっぱり「誰と食べるか」によっても、ごはんを食べた後の気持ちの上がり方も変わってくると思ってるよ。

自分はとてもわがままで、今から会いたいなと思った人に突然連絡することが多いんだけど(笑)、そんな自分のわがままに何だかんだ時間を割いて付き合ってくれる。

それはとってもすごいことで、自分に合わせて時間を作ってくれる人がいることに対してとても感謝しています。

細かいとこで言えば、やる気が上がる瞬間はその時会いたいと思える人と会う日時を決めている瞬間なのかもしれない。
次に会うまでに以前の自分を少しでも成長させなきゃ!という想いに駆られます(笑)



5、好きなエンターテイメント


○本
・田坂広志さんの本
「物事を見る力」に長けた人。


○映画
「ショーシャンクの空に」や「しあわせの隠れ場所」のような、どうしようもない逆境を変えていく作品が好き。



6、憧れの人/尊敬する人



・斎藤 一
あまり知られてないけれど新撰組最年少の男で、沖田総司・永倉新八とともに三大剣客だった彼。
局長の近藤勇に対して、処刑覚悟で物申していた、強い信念を持つがゆえにどこに行っても自分を見失わない人。
掟を無視してでも自分が感じたことを主張し、周りを巻き込んでいく彼の生き方に対して憧れを抱く。



7、やりたいこと、成し遂げたいこと、理想の自分像など



私生活の面なら、庭付きの家が欲しい。
定期的にその庭で友人を招いてバーベキューをするのが理想の休日の過ごし方。
仕事の話とか、しょーもない話とかができる場作りは必ず実現したいかな。


仕事面の今後の目標は、共感によって周りを巻き込める力をつけること。

自分が「良い」と思ったことを相手にとっても「良い」と思ってもらえるようなコミュニケーションができるコミュニケーターを目指していきたい。



1mm happiness



【About you】♯035 豊田高行
Twitter→@Toyo1006
Facebook→takayuki toyoda



■my note■


2年前、はじめてさんすてを行ったときに、当時∞関東支部の代表だったとよってぃーは前日から手伝いに来てくれたwith美里。
そして、告知を手伝い、焼きそばを作って疲労困憊のメンバーに振る舞い、しかも1日ですべてのタイミングを覚え、本番当日は滞りなく音響の役目を果たしてくれた。


あの日から、彼の代名詞は“デキる男”。

しかし、とよってぃーは天才なわけではない。
要領がいい、という部分はもしかしたらあるのかもしれないけれど、その裏にはすっごい努力が隠れてる。
彼が「お茶の子さいさい♪」とばかりにこなす努力量を目の前にしたとき、私は打ちひしがれる自信がある。

それくらい、見えないところでがんばってる人。
それでいて、その姿を見せない人。
まさに、私が目指す“淡々と”した人なんだ。


とよってぃとしゃべってると、通常の5倍くらい頭の回転速度が速くなるし、「もっとがんばらなきゃ!」って思える。
彼はロジカルで飄々とした一面だけでなく、ユーモアもたっぷり持ってるし、はっきりとした物言いは爽快だ。
ワケあってここには載せられないのだが、オフトークとなった彼の恋愛観は、いろいろ超越していた。笑


数年後、彼がどんな世界を自分の手中に収めていくのか、楽しみでしかたない。